ついにロレックスを購入したんですが、傷がつくことが怖くてあまり使えなくて…。
傷がついてしまうと売る際の査定金額にも影響が出てしまうことがあるので、丁寧に扱うことが大切です。
どのように扱うと傷がつきにくいんですか?教えてください!
はい。では今回はロレックスの扱い方や買取についても解説していきます。
傷のつきにくい扱い方
高級品であるロレックスの腕時計はやはり傷がつかないように丁寧に扱いたいですよね。
ロレックスに傷をつけてしまう原因の一つに、ロレックスを落としてしまったり、硬いものにぶつけてしまったりすることが挙げられるでしょう。
特に、腕時計の落下事故は着脱時が一番多いと言われています。
そのため、腕時計の着脱時に手が滑って落としてしまっても大事にならないように、トレーの上やテーブルの上で着脱をするように心がけましょう。
また、腕時計のブレスレットのビスが緩んでいても落下につながってしまうことがあります。
そのため、ビスの緩みも定期的に確認するようにしましょう。
確かに外すときに落としてしまうことは多そうですね。注意したいと思います。
そうですね。慎重に外すようにしましょう。
ロレックスの保管方法
ロレックスを保管する際にも気をつけることがあります。
それはロレックスの保管場所と保管方法です。
以下で詳しく説明します。
保管場所
ロレックスは頑丈さと高い性能を併せ持った時計ですが、あくまで精密機械のため、温度や湿度には注意して保管するようにしましょう。
また、長期間保管する場合にはタンスやクローゼットにしまうことが多いかもしれませんが、防虫剤に含まれる樟脳(しょうのう)は文字盤の色を変色させる場合があります。
そのため、ロレックスをしまう場所には防虫剤を置かないようにしましょう。
保管方法
基本的にロレックスを保管する際は専用のケースに入れて保管するようにしましょう。
これは、うっかりロレックスを落としてしまうことや、他の硬いものとぶつけてしまうことを防ぐためです。
しかし、出先で腕時計を外す場合や、専用のケースがない場合もあるかと思います。
そのような場合には、テーブルの上にハンカチなどの柔らかい布を敷き、その上に腕時計を置くことで傷がつきにくくなります。
ロレックス自体の置き方はどうすればいいんですか?
ロレックスの金属同士がぶつからないように、文字盤を横向きにして置くのが良いでしょう。
ロレックスのお手入れ方法
ロレックスの腕時計を日々使っていると、少しずつ汚れや傷がついていってしまいます。
以下で、ロレックスのお手入れの方法について解説します。
自分でのお手入れ
ロレックスを毎日使っていると、汗や脂がついてしまうため、セーム革やメガネ拭きなどで毎日吹くことがおすすめです。
特に汗は錆の発生原因になるため、使用後にはしっかりと拭き取るようにしましょう。
また、拭くだけでは落とせない細かいパーツの隙間に入り込んだ汚れは、爪楊枝や使い古した歯ブラシで取り除くことができます。
特にベゼルの周り、フラッシュフィットとケースのつなぎ目、ブレスレットの部品と部品の隙間などを重点的に手入れしましょう。
プロにオーバーホールを依頼する
腕時計を長く使っていると、傷がつくことや不具合が発生してしまうのは仕方のないことです。
そのような場合には、オーバーホールを依頼することがおすすめです。
オーバーホールを依頼することで、小さな傷などはオーバーホール時の研磨により消すことが可能なうえに、劣化したパーツの交換なども行ってもらうことが可能です。
一般的には、ロレックスのオーバーホールのタイミングは、機械式時計で3〜5年に1度、クォーツ時計で4年に1度が目安と言われています。
しかし、使用している環境により適切なオーバーホールのタイミングは異なります。
目安の期間に満たない場合でも不具合が出ることはあるため、ロレックスの状況を確認しながら適宜オーバーホールを依頼するのが良いでしょう。
オーバーホールも定期的にしたほうがいいんですね。
そうですね。毎日使う場合には目安よりも短い頻度ですることがおすすめです。
ロレックスのオーバーホールは正規のメーカーと修理店どちらがよいか
傷がついてしまったロレックスを修理に出す場合のポイントとしては、料金、スピード、技術力の3点を重視して選ぶといいでしょう。
特に、料金と技術力が気になる人も多くいると思います。
料金 | スピード | 技術力 | |
正規メーカー | △ | △ | ◎ |
時計修理店 | 〇 | 〇 | 〇 |
家電量販店 | 〇 | △ | 〇 |
何を重視して修理してもらうかによって、どこに依頼をするのかが決まってくるため、以下で詳しく説明します。
正規メーカーのメリット・デメリット
正規メーカーにオーバーホールを依頼するメリットは、確実性です。
正規メーカーでは、製造が中止になっていない限り確実に修理をしてくれます。
また、正規メーカーではオーバーホールをした後に数年の保証がつく場合が多いため、修理後に不具合が起きてもすぐに修理を依頼できる安心感があります。
反対に、正規メーカーに依頼することのデメリットとして、時間がかかってしまうことや価格が割高になってしまうことです。
正規メーカーに直接オーバーホールをしてもらう場合は、まず見積もりまでに1週間程度の時間がかかり、受け取りまでにさらに数週間かかることがほとんどです。
例えば、国内でオーバーホールを依頼する場合、「ロレックス」は約1ヶ月、「IWC」は約4週間、「オメガ」は3〜5週間が目安とされています。
正規メーカーの確実性をメリットに感じる方は、積極的に正規メーカーへオーバーホールを依頼することをおすすめします。
時計修理店のメリット・デメリット
時計修理店にオーバーホールを依頼するメリットは、店舗や運営しているオーナーにより差がありますが、基本的には価格が安いことが挙げられます。
また、持ち込んだ修理店がそのままオーバーホールをしてくれるため、預ける期間も短く済みます。
ただし、時計修理店の中でも「時計修理技能士」や「公認上級時計師」の資格を持っている技術者がいるお店や、保証が手厚いお店を選ぶことが大切です。
安くて早いオーバーホールを希望する方は、お店を吟味した上で時計修理店へ依頼することをおすすめします。
家電量販店のメリット・デメリット
家電量販店にオーバーホールを依頼するメリットは、お店が身近にあるということです。
生活圏内にお店があるためオーバーホールや修理の受け渡しが早く、価格も安くなることが多いです。
しかし、家電量販店では直せない種類の時計も多く、すべての時計に対応してくれるわけではありません。
さらに、「時計修理技能士」が常駐していない家電量販店では技術力もそれほどあるわけではないので、大切な時計を預けるには少し不安かもしれません。
そのため、修理を依頼する際は正規メーカーなどから派遣されている技術者や「時計修理技能士」などがいるのか確認する必要があります。
気軽にオーバーホールを依頼したい方は、お店を吟味した上で時計修理店へ依頼することをおすすめします。
オーバーホールをしてくれるところって意外と身近にあったりするんですね。
正規メーカーや時計修理店、家電量販店で修理ができますが、それぞれメリットとデメリットがあるので自分の希望に合ったお店を選ぶようにしましょう!
傷のついたロレックスは買取できる?
一般的に時計は壊れていると価値がなく買い取ってもらえなかったり、傷があると査定金額が下がってしまうように感じるかもしれません。
買い取ってもらえるかどうかは、故障や傷の状態などに左右されることが多いですが、ロレックスの場合は高確率で買い取ってもらえることが多いです。
ロレックスは非常に人気が高いブランドであるため、修理をして再度販売するケースや、コレクターにそのまま売ることなどがあるためです。
新品中古問わず人気があり、むしろ手を出しやすい中古を狙っている層もいるため、買取業者としても前向きに買取を検討してくれるでしょう。
また、もちろん壊れていなければより高額で買取を依頼できるため、しばらく使っていないロレックスがある場合はオーバーホールをせずに買取を依頼することもおすすめです。
ロレックスであれば故障していたり、傷があったりしても買い取ってもらえるんですね。
人気の腕時計ですので、売れないということは少ないですよ。
傷ありのロレックスを高く買い取ってもらうためには
ここまでロレックスについて解説をしてきましたが、傷ありのロレックスを持っていて買い取ってもらいたいという方もいるでしょう。
ここからは、傷ありのロレックスを少しでも高く買い取ってもらうコツを紹介します。
相場を確認しておく
ロレックスを買い取ってもらう際には事前にロレックスの相場を確認しておくようにしましょう。
ロレックスの相場は変動することもあり、買取業者も相場に合わせて買取価格を決定しています。
そのため、相場を確認して自分が納得できるタイミングで買い取ってもらうようにしましょう。
相場を把握していれば査定額が安すぎる場合に気づくこともできます。
付属品を用意しておく
査定の際には付属品の有無によって査定額が上下することがあります。
付属品があるだけで品質・ブランド力が保証されるため、査定額が上がるのです。
付属品は商品が入っていた箱、保証書、購入時の袋などになります。
もちろん付属品がなくても買い取ってもらえますが、査定額に差が出ることがあるので、箱や保証書などの付属品がある場合は必ず用意しておきましょう。
信頼できる買取業者を選ぶ
最後に、買い取ってもらう業者は信頼できる業者を選ぶようにしましょう。
買取業者の中には悪徳業者も存在していて、様々なトラブルになってしまうこともあります。
信頼できる買取業者として以下の点をチェックすると良いでしょう。
- 買取実績が多くある
- 専門の査定士がいる
- 査定額が正確な見積書を発行してくれる
- 査定結果について解説してくれる
買取業者の選び方も大切なんですね…
はい。中には悪徳業者もありますので、慎重に選ぶようにしましょう。
まとめ
今回はロレックスの傷について解説しました。
傷がつかないようにするためにも、丁寧に扱ったり保管をするようにしましょう。
ぜひ、長く使い続けるために定期メンテナンスをしてみてください。
また、ロレックスの場合は傷がある場合や故障している場合でも買取をする業者は多いため、オーバーホールするか悩んでいるという場合には買取も検討してみてはいかがでしょうか。
- ロレックスに傷をつけないようにするためには着脱の際に注意する
- ロレックスを保管するには専用のケースに入れるか柔らかい布の上に置く
- ロレックスの手入れは、汚れの拭き取りや定期的なオーバーホールがおすすめ
- ロレックスであれば、故障している場合や、傷がある場合でも買い取ってもらえる可能性が高い
ロレックスの傷について教えていただきありがとうございました。
ロレックスは傷があっても買い取ってもらえますが、傷がつかないように扱いましょう。
はい。ありがとうございます。