買取店に持ち込む前に、した方がいいお手入れとは?

  • 店舗一覧から探す
  • 現在地から探す

愛着のあったバッグや財布をいよいよ買い取ってもらいお金に変えていく…。当然少しでも高く買い取ってもらいたいものですよね。また自分が長く使った愛着のある物だからこそ、しっかりお手入れして気持ちよく送り出したいものです。ブランド品を買取店にもっていく前に、しておいた方がいいお手入れとはどんなものがあるのでしょうか?

目次

査定の際に減点法になりやすいからこそ、できることはしておきたい。

ブランド品を買い取った後それを市場に流通させていくことを考えると、品物の汚れや破損などについてはしっかりした買取店ほど細かい部分までチェックをするものです。ほとんどのお店の場合はそのブランド品の最大価値から状態(どの程度の使用感があるか)を考慮し、そこから個々の破損や汚れなどのマイナス要素を差し引いていく形で最終的な買取価格を算出していきます。

買い取ってもらう側としてできることは、使用感についてはある程度仕方ないとしてもマイナス要素をできるだけ減らしていくためにお手入れをする…ということになってくるのです。

バッグの場合のお手入れ方法

バッグの場合外側については汚れている部分を柔らかい布などで乾拭きしたいものです。ただ革製品などの場合強く拭いてしまうと見た目が悪くなる場合もあるので軽く拭くくらいがいいでしょう。中性洗剤を薄くといて汚れを落とす場合もあるのですが専用のクリーナーを使う方法もあります。革か布かなどによりお手入れの方法は違ってきますので注意が必要ですが、あまり強くこすらないことがコツのようです。

内側については外側以上に差が付きやすい部分で、マイナス要素として一番ありがちなのが「湿気」と「匂い」です。まず基本としては内ポケットや底にたまっている汚れやほこりはしっかり取り除きたいものです。その上で乾燥している場所などで干したり、乾燥剤や防臭剤を中に入れたりなどしておくといいと思います。その意味では内側のメンテナンスまで完全にしようと考えると数日前から用意をした方がいい場合があります。

財布についても、基本はバッグと同じだと思っておきましょう。財布もバッグもそうですが特に革を使用する製品の場合「中べた」という現象が起きることがあります。長時間物を入れなかったりいじっていないと革同士が付着して崩れてしまったり、表面がはがれてしまったり独特のにおいを発してしまったりということが良く起きます。これは特に革製品の場合品質上仕方ない部分もあり、お手入れ(乾燥や清掃など)が十分でなかった場合に起き、買取時の査定には大きい影響を与えます。この現象が多少なりみられるようであれば中を乾燥させるために対応した方がいいかもしれません。

時計の場合のお手入れ方法

時計については汚れや傷がある場合は査定のポイントになってしまうケースも多いのですが、傷についてはどうすることもできないことが多いので、できることとしては汚れをできるだけ落とすということになります。ポイントは文字盤周りとベルトになります。

文字盤の透明部分については柔らかいクロスなどで汚れやほこりをふき取っておきたいです。見逃しがちなのは縁の溝になっている部分です。ここに汚れやほこりがたまることが多いのでつまようじや細めの綿棒などで取っておきましょう。

ベルトについては材質によってお手入れの仕方が違ってきます。まず金属バンドの場合は表面をクロスでふき取るところまでは同じですが、接合部分などに垢や汚れ、ほこりなどがたまることが多いのでそれも落とせればベストです。綿棒などでもいいのですがかなり時間がかかるので柔らかめのブラシ(歯ブラシなどでも)で落としていくのがお勧めです。革のバンドの場合は、革自体はクロスで乾拭きする程度ですが穴やバックルの部分については同じように汚れがたまりやすいので綿棒などで落としておきましょう。

時計の場合はこうした細かい汚れを落としているかどうかで「見た目の使用感」がかなり違ってくるので査定価格にも影響を与えるので注意が必要です。

買取の前だけではなく、日ごろのお手入れも大切

こうして買取前のおすすめのお手入れを並べていくとある意味「当たり前」のことに行きつきますね。そして買取前だけではなくこうしたお手入れを日ごろからしていれば、より高い査定価格にもつながりやすいですしまた、普段からより気持ちよく使えるのかもしれません。よく言えば日ごろのお手入れのヒントになっているかもしれませんので、ぜひ試してみてください!

  • 店舗一覧から探す
  • 現在地から探す
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

安井 理のアバター 安井 理 リユースライター

慶應義塾大学 文学部 人間関係学科卒。1999年より神奈川を中心に学習塾・結婚相談所・リユース専門店などを経営。特にリユース専門店は県内30店舗まで展開した後、戦略的バイアウト。以降は越境ECや業界特化型のライター・コラムニスト・アドバイザーとして活躍。

目次