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買取時に査定価格を左右する「付属品」の大切さとは

買取時に査定価格を左右する「付属品」の大切さとは

ブランド品を買うときに、いろいろ細かいものが付いていたのを覚えていますか?私も買った直後につい喜びから興奮してしまい(笑)、付属カードをどこかにやってしまった経験があります…。買取価格を左右する「あれ」についてお話ししていきます。

こんなに違う! ブランドオークションでの付属品の有無の違い

ブランド品の仕入れや売却処分などで、都内の有名ブランドオークションに出入りすることが多いのですが、オークションにかけられる際に必ずといっていいほど「○○、中の状態良いです、箱あり」のように付属品の有無については口頭で触れられることが多いです。

一口に付属品といっても予備のベルトから箱、保存袋、保証書やギャランティカードなど多岐にわたります。オークションで流通しているブランド品は付属品がないものも多いのですが、やはりついているものは体感としても高値で落札されていることが多いです。

例えばそれほど高級感の無い保存袋(「ルイヴィトン」などのバッグについている、あの薄い袋のことです)が付いているだけでも1-2割程度高くなっているな、と感じることもあります。オークションでもそうなのですから、ブランド買取店にブランド品を持ち込む場合もたとえ保存袋でも一緒についていると査定時の印象がかなり違ってくるはずです。

値段を左右する付属品にはどんなものがあるのか?

「買った時からできるだけ取っておいた方がいい」
「売る時には有無を確認して、なければ探した方がいい」
付属品にはどんなものがあるのでしょうか?ざっと挙げてみましょう。

○ギャランティ・カード…商品が本物であることを示す、ブランド本社が発行したカードです。ブランドによってはこのカードが付いていないと「買取不可」になってしまう場合があるほど重要度は高いです。中には商品にタグでつけられているケースもあるのでなくしてしまわないようにしましょう。

○箱…バッグ、財布、時計、ほとんどのアイテムの場合は箱に入っています。大型のバッグの場合は不要ですが、特に財布や時計などの小物の場合は箱の有る無しは大切ですので、保管しておいた方がいいでしょう。

○保証書…それもギャランティ・カードと同じタイプのものです。主に時計やブランドジュエリーなどについてきます。買取だけでなく故障の際などには実際に必要が出てくるものです。

○保護袋…バッグなどを保護するための薄手の内袋です。意外と見落とされがちですがこれがついていると買取時の評価が上がることがあるので大切と思います。

他にも宝石の場合は鑑定書がついていたり、ブランドによっては購入証明書などを発行している場合もあります。ブランド品を買う場合は直後に「何と何を保管したらいいのか」意識するようにすると良さそうですね!

手放すときのことも意識した良い保管方法とは?

箱については小さめの物だけでも良いのでどこかにまとめて保管するか、商品をそこから出し入れする等してどこかに行ってしまわないようにするといいでしょう。ギャランティ・カードや保証書などについては箱を保管する場合はその中に入れて置くといいでしょう。そうでない場合はこれも1か所に集めるか、バッグや財布であれば商品の中に入れて保管するのも一つの方法です。保護袋についても「集めるか、入れるか」が良いと思います。

ブランド品を買ってから手放すまでには相応の年月があるものです。それを意識して未来の自分が見つけやすいようにする、というのがコツではないでしょうか。

付属品を保管するのは見栄えが良いからだけ?

いくつもの付属品に気を配って保管するのは、もちろん手放すときの評価(買取価格)を下げないようにするためもあります。しかしそうした「付属品がちゃんとある!」ということ自体が、そのブランド品自体が本物であるという信用を裏付けている部分もあるのです。

ブランドを買い取るお店は、常に偽物を買い取ってしまう(損をしてしまう)リスクを抱えています。真贋を鑑定したつもりでも人の能力に100%ということはありませんから、ある程度損をする可能性があるということを織り込んで価格を付けていくケースも実際に多いです。

しかしたとえ保護袋であっても付属品が付いていれば(これも絶対という訳ではないのですが)本物であるという信用が底上げされるわけですから、お店としては安心感をもって買取がしやすいということで、その分買取価格にも反映されることが多いわけです。付属品に直接の付加価値がそれほどなくても、買取価格に影響しやすい理由の一つがこれになります。「付属品もブランドの一部だ」という考えを持ってぜひ、大切に保管されてください!

監修
監修:安井 理
慶應義塾大学 文学部 人間関係学科卒。1999年より神奈川を中心に学習塾・結婚相談所・リユース専門店などを経営。特にリユース専門店は県内30店舗まで展開した後、戦略的バイアウト。以降は越境ECや業界特化型のライター・コラムニスト・アドバイザーとして活躍。
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