エルメスの代表バッグ「バーキン」とは?名前の由来や魅力・購入する際のポイントを解説!

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バーキンはとても有名ですし、いつかは持ってみたいです。

そうですね。購入を考えるならバーキンの魅力や、購入する際のポイントを知っておくといいですよ。

知らないことも多いと思うので、ぜひ知りたいです。

それでは、エルメスの魅力やバーキンを購入する際のポイントについて解説していきます!

目次

「バーキン」を誕生させたエルメスの歴史

バーキンは、世界中で人気のブランドであるエルメスの商品です。

バーキンを誕生させたエルメスがどういった会社で、どのような歴史をたどってきたのかは、バーキンの魅力を知るうえで欠かせません。

そこでまずは、バーキンを誕生させたエルメスの歴史から解説していきます。

創業当初は馬具工房だった

エルメスは、1837年に馬具職人であったティエリ・エルメスによって、パリの馬具工房として作られました。

馬具工房として高い評価を得ており、当時行われたパリ万博でグランプリを受賞した実績があります。

1900年代に入り、自動車の普及によって馬具を使う機会が減ったため、3代目を継いだエミール・モーリスはバッグやベルト、時計やアクセサリーなどの製作を始めました。

その後は順調に会社が大きくなり、現在では香水や食器などさまざまな商品を取り扱っています。

豪華なデザイナーたちが就任

エルメスはこれまで非常に豪華なデザイナーを採用してきました。

1997年には、彫刻のように無駄を削ぎ落すと評されるマルタン・マルジェラがデザイナーに就任し、話題となりました。

その後任には、自身で立ち上げたブランドでも成功を収めているジャン・ポール・ゴルチエがあたっています。

また、サンローランなどでも経験を積んだクリストフ・ルメール、マルジェラやセリーヌで経験を積んだナデージュ・ヴァネ・シビュルスキーなど非常に豪華な面々がデザイナーに就任してきています。

バーキンを作ったエルメスには、こんな歴史があったんですね。

そうなんです。歴史を知っているとさらにエルメスの魅力も見えてくるものですね。

エルメスの人気バッグ「バーキン」とは?

バーキンはとても有名で人気がありますが、その種類はさまざまで、それぞれ異なる魅力があります。

バーキンの由来や魅力ポイント、実用性などを解説していきます。

バーキンの名前の由来は?

バーキンは1984年に誕生した、エルメスのシンボルとも言えるバッグです。

当時の社長であるジャン=ルイ・デュマ=エルメスが経験したある出来事がきっかけとなり、誕生に繋がりました。

ジャン=ルイ・デュマ=エルメスが飛行機に乗った際に、イギリス出身の有名女性歌手ジェーン・バーキンと隣り合って座ることになりました。

その際、大きなカバンに荷物が詰め込まれている様子を見て、物を整理しなくてもきれいに詰められるバッグを作りたいと考えたのです。

そこからジェーン・バーキンにプレゼントするためにバッグが作られ、それが一般に売り出される商品となり、バーキンが誕生しました。

バーキンの魅力とは

バーキンの魅力は、「シンボル的な存在」であり「希少性が高い」という点です。

バーキンは誕生以来、素材やカラーが異なる多数の商品を販売してきました。

しかし、外見上のデザイン変更はされておらず、エルメスの中でもシンボル的な存在と言えます。

また、どの商品も製造数が少なく、現在、店頭で手に入れることは非常に難しいです。

世界中で人気があるほか、中古でもなかなか売り出されない商品も多く、非常に希少性が高くなっています。

バーキンは収納力・実用性に優れている

バーキンはデザイン性が高いだけではなく、収納力があり、実用性に優れている点でも人気があります。

「どんなものでも収納できるように」という思いから作られており、内部の仕切りをなくしているため、収納が簡単です。

また、内部にはファスナーポケットが備わっており、携帯電話などの貴重品も収納しやすい構造になっています。

フラップ部分を中に折りたたむことで、トートバッグのようにバッグの開閉をせず利用できることも、実用性の高さから支持されています。

バーキンという名前は知っていましたが、こんなに多くの魅力があるんですね。

こういった魅力があるからこそ、世界中で愛されているということですね。

バーキンは選べるサイズの多さも魅力!

バーキンは、さまざまな商品がこれまでに販売されており、いくつかのサイズがあります。

用途や好みに合わせてサイズを選べることも魅力と言えるでしょう。

バーキンで人気のサイズについて解説していきます。

小さめサイズ【バーキン25】

バーキン25は、約H25cm×W20cm×D13cmで、5つのサイズラインナップの中で最も小さいサイズです。

しかし、充分な収納の幅があるため、携帯電話や長財布などの小物であれば、スムーズに収納できます。

カラフルな色合いのものから、自然な風合いの山羊革、ゴージャスなワニ革までさまざまなカラーや素材があり、コーディネートのアクセントとしても使いやすい商品です。

ノートやタブレットが入る【バーキン30】

バーキン30は、約H30cm×W22cm×D16cmの、コンパクトで使いやすいサイズです。

また、バーキン25と比べて収納力は大きくアップし、ノートやタブレットなども収納できます。

ノートやタブレットを入れられるので、通勤や通学などにも使うことができ、仕事とプライベートの両方で活躍するサイズです。

仕事で使うようなパンツスタイルや、上品なセットアップなど、さまざまなスタイルに合わせることができるほか、バーキンなので耐久性も機能性も高い商品です。

日本で大人気のサイズ【バーキン35】

バーキン35は、 約H35cm×W25cm×D18cmで、収納力抜群です。

5つのサイズラインナップの中で、日本では最も人気が高いサイズとなっています。

ノートなどを入れてもゆとりがあり、大きめのポーチも収納できるので、荷物が多くなりがちな人でも使いやすいでしょう。

多くの荷物を持ち運ぶのに便利なこのサイズは、海外セレブにも愛用者が多く、非常に人気があります。

シンプルなスーツスタイルやパンツスタイルと合わせて持つことで、コーディネートに女性らしさや高級感をプラスしてくれます。

海外で人気が高い【バーキン40】

バーキン40は、約H40cm×W30cm×D21cmで、エルメスで最初に製作されたサイズだといわれています。

日本で販売されているバーキンでは、このバーキン40が最大となっているようです。

収納力が高いため、荷物が増えやすい子育て中の女性にも人気があり、オシャレで便利な万能サイズとなっています。

また、海外では最も人気が高く、海外セレブにも愛用されています。

大きさのあるバーキン40は、スニーカーやスウェットスタイルなどのカジュアルスタイルと相性が良く、普段使いにもぴったりな商品です。

バーキンには色々なサイズがあるので、誰にでも使いやすいんですね。

自分だったらどのサイズが使いやすいか考えてみるといいでしょう。

バーキンの国内定価はいくら?素材別に紹介

ここまでバーキンについて説明をしてきましたが、バーキンの国内での定価はいくらくらいなのでしょうか?

素材によって値段が変わることもあるため、素材別に紹介していきます。

【トゴ・トリヨン】サイズ別の定価

バーキン25バーキン30バーキン35バーキン40
1,210,000円1,320,000円1,480,000円1,600,000円

【エプソン】サイズ別の定価

バーキン25バーキン30バーキン35バーキン40
1,320,000円

【ヴォー・スイフト】サイズ別の定価

バーキン25バーキン30バーキン35バーキン40
1,260,000円1,350,000円

このように素材によって値段が少しではありますが変わることがわかります。

エプソンとヴォー・スイフトの一部サイズについては、現在は展開されておらず、定価は不明でしたが、今後展開されることがあれば、トゴやトリヨンと同程度の値段になると考えられます。

素材によっても値段が違うことがあるんですね。

そうですね。用途や見た目で素材を選ぶのもいいですが、値段も考えて選ぶ必要があるということですね。

バーキンを購入する際のポイントとは?

バーキンを購入する際にどういったポイントを意識して購入するといいのでしょうか?

バーキンは貴重で高額なので、満足して購入できるものを選びましょう。

バーキンを購入する際のポイントを解説します。

将来的に売ることも視野に入れて選ぶ

中古でも高値で買い取ってもらえることが多いため、将来売ることも視野に入れて選ぶといいでしょう。

バーキンはそもそも販売数量が少なく、旧作でも価値が落ちにくいと言われています。

色や素材、サイズなど人気の高い商品は、より高く買い取ってもらえる可能性があるでしょう。

例えば、定番のブラックやエトゥープなどのカラー、バーキン25やバーキン30などの使いやすいサイズ、トゴやトリヨンクレマンスなどの素材といった定番商品は高値が付く傾向があります。

バーキンの価格推移を確認しておく

エルメスでは、シーズンで価格改定が行われることがあるため、価格の推移を確認しておくといいでしょう。

直近では2019年にバーキンなどの価格の改定がありました。

また、新品を直営店で買う以外にも、中古で購入できる価格やエルメスの専門店で販売されている価格も変わっていきます。

そこで定価だけではなく、中古などの価格も確認しておきましょう。

バーキンは一生モノになるので、今すぐにバーキンを買いたいというわけでなければ、長期的に価格をチェックして、最適なタイミングで購入することをおすすめします。

バーキンは人気があるので、後で売ることも考えて購入するのもいいんですね。

安い時期に買って、将来売れば、それほどお金をかけずにバーキンを持てるかもしれないですね。

バーキンを少しでも高く買い取ってもらうコツ

バーキンを購入する際のポイントとして将来的に売ることも考えるということを紹介しました。

バーキンを高く売るためにはいくつかコツがあります。

手間はかかりますが、日常の使い方や保管方法、メンテナンスを工夫するだけで高く売れやすくなります。

そこで、バーキンを高価で買取してもらうコツを3つ紹介します。

高く売るコツ
  • 保管方法に気をつける
  • ネットで見積もる
  • 査定額を交渉する

保管方法に気をつける

保管方法に気をつけ、新品同様の状態で持ち込めば高く買い取ってもらえます。

湿気の多い場所や日が当たる場所は避けて定期的に換気をし、型崩れしないように保管しておきましょう。

湿気はベタつきやカビの原因になるため、乾燥剤を置くなどの対策も効果的です。

また、保証書やショルダーストラップなどの付属品を失くさないようにすることもポイントです。

ネットで見積もる

バーキンを売る際に、買取店へ持ち込みするのもありですが、オンラインで査定するのもいいでしょう。

オンラインだと、写真を撮る手間や電話をする手間はかかりますが、お得なキャンペーンが豊富なのでおすすめです。

また、ネットで査定を依頼すれば、買取店に足を運ぶ手間をかけずに比較できます。

いざ買取店で売りに行くときにも、低い査定額が出た場合に気づくことができるでしょう。

査定額を交渉する

査定額の交渉は、高額買取を実現するためのテクニックです。

買取業者の中には、査定額の交渉に応じてくれる店舗も存在します。

あらかじめ自分が所有しているバーキンの相場を調査しておき、他の店での査定額を伝えると、それに応じて買取額を上げてくれることがあるのです。

ただし、あまりにもしつこく交渉すると迷惑をかけてしまったり、自身が今後お店を利用する際に不利益を被ったりするおそれがあるので、引き際もわきまえておくようにしましょう。

商品の状態が新品に近いと査定が高くなるようですね。

そうですね。保管方法に気をつけ、定期的に掃除することで、査定額アップが期待できます。

まとめ

バーキンの魅力や、購入する際のポイントについて解説してきました。

バーキンは、デザイン性と実用性があり、世界的にも人気のあるバッグです。

今回紹介したポイントを押さえて、購入を検討するといいでしょう。

この記事のまとめ
  • エルメスは馬具工房から発展し、これまでに豪華な面々がデザイナーを務めている
  • バーキンは、希少性があり、収納力といった実用性もあることから世界的に人気がある
  • バーキンは選べるサイズが5種類あり、多くの人が自分に合った商品を選べる
  • バーキンを購入する際には、将来的に売ることを検討することと、価格の推移を確認することがポイント
  • バーキンは、パーソナルオーダーができ、サイズ・カラー・素材を選んで自分に合ったバーキンを作ることができる
  • 高値で売るコツは日々のメンテナンスと付属品を揃えておくこと

バーキンの魅力や購入する際のポイントを知れて、とても参考になりました。

バーキンは、希少性がありとても人気があります。購入する際には、今回紹介したポイントを考えてみるといいでしょう。

購入する際には、価格推移を確認して、将来売れるような人気の商品を選んでみます!

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この記事を書いた人

安井 理のアバター 安井 理 リユースライター

慶應義塾大学 文学部 人間関係学科卒。1999年より神奈川を中心に学習塾・結婚相談所・リユース専門店などを経営。特にリユース専門店は県内30店舗まで展開した後、戦略的バイアウト。以降は越境ECや業界特化型のライター・コラムニスト・アドバイザーとして活躍。

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