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金の特徴
金の融点は1064℃、比重は19.32です。ですから、融点、比重共に銀より高く、プラチナより低いという特徴があります。18金や14金のように、ほかの金属を含む合金になると、金100%のときよりも比重は低くなります。
金の主な産出国と用途
主な産出国は南アフリカ、オーストラリア、アメリカ、中国で、用途としては全消費量の約7割をジュエリーが占めます。日本やイタリアでは18金が、イギリスでは9金が、アメリカでは14金が好まれます。金にほかの金属を加えた合金には、イエローゴールドやピンクゴールド、ホワイトゴールドなどさまざまな色のカラーゴールドがあります。色の違いは、混ぜ合わせる割金の種類や量の違いによって生まれるものです。
通貨としての金
金は通貨として取引される側面もあるため、世界レベルの政治経済情勢や需要供給関係の影響で相場が変動します。インフレ時は金が買われるのが一般的であることから、金相場はドル相場と相反する動きをするといわれています。