近年、ハイブランドではアニメキャラクターや人気デザイナーとのコラボが急増しています。ハイブランドのコラボが多い理由は、広告効果の期待や新規顧客の獲得が狙いです。
ハイブランドのコラボ商品は、洗練されたデザインでありながらオリジナリティを楽しめる魅力があります。
この記事では、ハイブランドのコラボ商品が多い理由や魅力に加え、コラボ商品のあるハイブランドと話題のコラボアイテムを紹介します!
ハイブランドのコラボ商品が多い2つの理由
ハイブランドのコラボ商品はなぜ増えているのでしょうか。それには、広告効果の期待や新規顧客の獲得を目的としている理由が挙げられます。これらの理由について詳しく見ていきましょう。
1.広告効果
ハイブランドが有名なアニメキャラクターや人気デザイナーとコラボをすることで、「異色コラボ」として世間から注目が集まります。これこそがハイブランドが期待する広告効果です。
誰もが知るアニメキャラクターであれば、ハイブランドに手が届きにくい若年層にも興味を持ってもらえます。
また、アニメキャラクターのファンや人気デザイナーのファンへの広告につながり、広告に関するコストが削減できます。
2.新規顧客の獲得
ハイブランドのコラボが増えている理由は、新規顧客の獲得が狙いでもあります。自分の好きなキャラクターのグッズは何としてでも手に入れたいという人も少なくありません。
ハイブランドのグッズは品質が良く、コラボ商品は限定販売でプレミア感があるため、購買につながる可能性が高いといえます。
また、若年層にブランドを知ってもらい、興味や憧れを抱いてもらうことで、将来的に顧客として取り込むことも狙いのひとつです。
ハイブランドのコラボ商品の魅力2つ
ハイブランドのコラボ商品の魅力は、洗練されたデザインでありながらコラボ商品ならではのオリジナリティが楽しめることです。
ここではハイブランドのコラボ商品の魅力をチェックしていきましょう。
洗練されたデザイン
ハイブランドならではの洗練されたデザインと、上質な素材で作られた高級感が魅力です。
コラボ対象となるキャラクターやブランドの世界観を活かしつつ、主張し過ぎないほど良いバランスが洗練されたデザインを生み出しています。
ハイブランドのファンもコラボ対象のファンも欲しくなるような、絶妙なデザインのバランスが魅力です。
オリジナリティを楽しめる
コラボ商品にはハイブランドのみのデザインでは想像つかない意外性があり、オリジナリティのあるデザインが楽しめるのも魅力のひとつです。
コラボ対象となるキャラクターやブランドの雰囲気が、ハイブランドの高級感と融合し、唯一無二の存在感を放ちます。
一般的なキャラクターグッズには無い、オリジナリティと特別感が味わえるでしょう。
コラボ商品のあるハイブランド3選
最近では国内のブランドに限らず、海外のハイブランドが続々と日本のアニメキャラクターや人気デザイナーとのコラボ商品を発表しています。
ここでは、これまでさまざまなコラボ商品を展開してきた「グッチ・ロエベ・ルイヴィトン」の3つのハイブランドを紹介します。
1.グッチ
イタリアの高級ファッションブランド「グッチ」では、これまでにミッキーマウスとコラボし、財布やバッグ、Tシャツを始め、多くのアイテムを発表しています。
また、ドラえもんとのニットやパーカー、リュックなども展開しています。
誰もが知るキャラクターとグッチのコラボは意外性とインパクトが大きく、モノグラムに施されたキャラクターが愛らしさと上品さを醸し出しているのが特徴です。
2.ロエベ
革製品で有名なスペインの高級ブランド「ロエベ」では、今の時代に求められているものをテーマにコラボ商品を展開しています。
これまでに、スタジオジブリとのコラボプロジェクトを行い、名作である「となりのトトロ」や「千と千尋の神隠し」をモチーフにしたバッグや財布などを発表し、2023年には「ハウルの動く城」のキャラクターとのコラボを発表しました。
ロエベとスタジオジブリに共通する、「職人が持つ作品へのこだわりと愛」から実現したコラボです。
3.ルイヴィトン
フランスのラグジュアリーブランド「ルイヴィトン」では、他のファッションブランドとのコラボや、デザイナーとのコラボが多い特徴があります。
ストリートブランドで有名な「シュプリーム」とのコラボでは、真っ赤なリュックやショルダーバッグ、パーカーなどルイヴィトンには見ない斬新なカラーとデザインで話題を呼びました。
また、アメリカのデザイナー、「スティーブン・スプラウス」とコラボしたパンクなデザインのアイテムや、日本のデザイナーで有名な「草間彌生」とコラボしたドットをあしらったバッグやシューズなども人気です。
ハイブランド×アニメコラボ4選
ここからは「ハイブランド×アニメコラボ」で生まれた商品を具体的に紹介していきます。
「グッチ・ロエベ・バレンシアガ・コーチ」の4つのハイブランドから、どんなコラボアイテムが展開され、どんな特徴があるのか、チェックしていきましょう!
1.グッチ×ドラえもん
グッチは2021年の創立100周年を記念して、日本の国民的キャラクターのドラえもんとのコラボアイテムを発表しました。セーターやパーカーの前面にはグッチのロゴと共に大きなドラえもんがプリントされ、インパクトあるデザインに仕上がっています。
その他にも、グッチのアイコンといえるミニGGパターンの上に、小さなドラえもんが散りばめられたデザインのショルダーバッグやポシェット、スマホサイズのミニバッグも登場。
さらには、財布やスマホケース、ユニセックスで使える腕時計など、上品さとポップさを兼ね備えたさまざまなアイテムが展開されています。
2.ロエベ×となりのトトロ
140年もの長い歴史を持つロエベは、2021年にスタジオジブリの名作「となりのトトロ」とのコラボ商品をリリースしました。
華やかで上品なロエベのアイテムに、トトロやまっくろくろすけ、猫バスなど、おなじみのキャラクターたちが描かれているのが特徴です。
ロエベを代表するバッグ「ハンモック」にも、トトロとまっくろくろすけのバージョンがあり、機能性と個性的なデザインを兼ね備えた唯一無二のバッグに仕上がっています。
3.バレンシアガ×ハローキティ
バレンシアガはフランスのラグジュアリーストリートブランドで、芸能人の愛用者も多いことで知られています。
2020年1月にハローキティとのコラボを発表し、バッグをはじめ、スマホフォルダーやミニウォレット、カメラバッグなどが発売されました。
いずれのアイテムも上質なレザーを使用し、ハローキティの顔をモチーフにしたデザインで立体的なリボンがワンポイントになっています。キュートさと遊び心あふれたコラボアイテムです。
4.コーチ×スヌーピー
コーチはニューヨークで創立され、世代を超えて男女問わず愛され続けているラグジュアリーブランドです。
コーチ×スヌーピーのコラボは2015年頃から始まり、バッグや財布、キーケースなどの革小物から、Tシャツやパーカー、セーターやスニーカーまで、幅広いコラボアイテムが登場しています。
コーチの「C」をモノグラムとしてあしらった「オプティック・シグネチャー」にスヌーピーのワッペンをたくさん貼り付けた「シグネチャー キャンバス・パッチ」シリーズは、にぎやかさと華やかなデザインが人気を集めています。
ハイブランド×他ブランドコラボ2選
最近のハイブランドはアニメキャラクターだけでなく、他ブランドとのコラボも主流になりつつあります。
ここでは「ルイヴィトン×シュプリーム」と「ヴァレンティノガラヴァーニ×アンダーカバー」のコラボを紹介します。
1.ルイヴィトン×シュプリーム
ルイヴィトンとストリートファッションで圧倒的な人気を誇るシュプリームとのコラボアイテムは、レザージャケットをはじめ、ベースボールTシャツ、ロゴパーカー、リュック、ショルダーバッグ、iPhoneケース、スニーカーなどさまざまなアイテムが発売されています。
鮮やかなレッドカラーに白字のロゴを組み合わせたデザインが特徴で、ひと際存在感を放っています。
芸能人や海外セレブが着用してさらに価値が高まり、高額転売などの現象が起きるほど話題のコラボアイテムです。
2.ヴァレンティノガラヴァーニ×アンダーカバー
イタリアの高級ファッションブランド「ヴァレンティノガラヴァーニ」と日本発で独自の世界観を展開するファッションブランド「アンダーカバー」のコラボ。
「過去と未来」という共通のテーマを掲げたデザインが特徴で、Tシャツやパーカー、ジャケットやパンツ、スニーカーなどを発売しています。
中でもアンダーカバーのアイコンである、「スカル・ベートーヴェン・UFO」とヴァレンティノのブランドイニシャル「V」を重ねたグラフィックデザインが斬新でありカッコ良さを引き立てています。
ハイブランド×デザイナーコラボ2選
ハイブランドの中でも特にルイヴィトンは、デザイナーとのコラボを活発に行っていることで有名です。
ここでは「スティーブンスプラウス」と「草間彌生」とのコラボアイテムやデザインの特徴を紹介します!
1.ルイヴィトン×スティーブン・スプラウス
スティーブン・スプラウスはアメリカのファッションデザイナー兼アーティストで、1980年代にパンクとグラフィティの美学を融合させたデザインで、一躍有名になりました。
ルイヴィトン×スティーブン・スプラウスのコラボでは、モノグラムのバッグやウォレットに大きめの薔薇をプリントした「モノグラム・ローズ」や、モノグラムに落書きをしたような斬新なデザインの「モノグラム・グラフィティ」などが発売されています。
ネオンカラーの配色もあり、スティーブン・スプラウスの世界観が伝統あるルイヴィトンのアイテムで表現されているところが魅力です。
2.ルイヴィトン×草間彌生
草間彌生は長野生まれの日本の芸術家で、水玉模様や網目模様をふんだんに描いた独創的な作風で知られています。
また、どっしりとしたフォルムに魅せられたという「かぼちゃ」をモチーフにしたデザインが多いのも特徴です。ルイヴィトンとのコラボにおいても、モノグラムにドットが施されたものやかぼちゃのデザインが多くあります。
バッグや財布などのレザーアイテムの他にも、スカーフやキャップ、キーホルダーや香水など、幅広くコラボアイテムを展開しています。
ハイブランドのコラボ商品は高く売却できる
ハイブランドの商品の中でも、有名ブランドやキャラクター・デザイナーとのコラボ商品は人気が高いです。
個数限定で販売数が少ないため希少価値が高く、プレミアがついてさらに高く売却できる可能性があります。使っていないハイブランドのコラボ商品が自宅に眠っているなら、買取に出すのもひとつの手です。
ジュエルカフェでは、ハイブランドのコラボ商品の買取実績があります。
COACH×PEANUT シグネチャー コラボリュック C4030
の買取実績(価格不明)
コーチ COACH スターウォーズコラボウォレットの買取実績(価格不明)
スティーブン・スプラウスコラボ モノグラムローズ・ジッピーウォレットの買取実績(価格不明)
ハイブランドのコラボ商品に今後も目が離せない
ハイブランドのコラボ商品は、洗練されたデザインでありつつオリジナリティが楽しめるのが魅力です。
近年、日本のアニメキャラクターとのコラボが増えている背景には、広告効果の期待や新規顧客に若年層を取り込もうとする目的があります。
上記の理由から、今後もハイブランドのコラボ商品は登場し続けると予測できるため、情報を逃さないようこまめにチェックしてみてはいかがでしょうか。
使っていないハイブランドの中古アイテムを売却して、新しい商品を購入するのもおすすめです。
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