部屋を片付けられない原因は?挫折しない片付けの手順とコツを解説

  • 店舗一覧から探す
  • 現在地から探す

部屋が散らかっているのはわかっているけれど、どうしても片付けられないと悩んでいませんか?何となくやる気が出ないなど、最初の一歩が踏み出せない人も少なくありません。
ここでは、なぜ部屋を片付けられないのか、片付けるためにはどうしたらいいのかについて解説します。

目次

部屋を片付けられない原因は?

片付けができないといっても、できない理由はさまざまです。まずは、片付けられない原因・理由を挙げてみました。

ショッピングが好きでよく物を買う

ショッピングが好きな人は少なくありませんが、買い物をすることでストレスを発散している場合は、部屋に物があふれがち。
本当に必要なのかを見極めて買い物をしないと、買ったけれど一度も使わないまま部屋に置きっぱなし…なんてことになるのではないでしょうか。

物を捨てられない

包装紙やお菓子の缶など、いつか使うかもしれないからとっておこうと考える人も、部屋に物が溜まってしまいやすいといえます。
コレクターのように集めた物を大切に保管するのであればいいのですが、そうでなければそのうち取っておいたことすらも忘れてしまう可能性も。

使った物をそのままにしてしまう

洋服や文房具など、使った物をそのままテーブルやソファに置きっぱなしにしがちな人は、片付ける感覚が身に付いていないと考えられます。物をしまう場所を決めていない人は、特にその傾向が強いといえるでしょう。

そのうちやろうと片付けを先送りにする

「今日は疲れているから」「ゴミの日の前日にやろう」などと片付けを先送りにすることも、部屋が片付かない原因となります。
後回しにするとそのまま手を付けないで終わることが多く、最終的には面倒だからこのままでいいか、と考えてしまいます。

休日などにまとめてやるのも悪いことではありませんが、相当散らかっている状態だと1日ですべて片付けることは難しいので、結局挫折してしまうパターンになりかねません。

部屋が汚くても気にならない

部屋が汚い自覚があっても、特に気にしない人もいるでしょう。寝床やテーブルの上など、必要なスペースさえ確保できていればいいと考えると、周りのゴミなどが目に入らなくなってしまうことがあります。
中には自分の部屋が汚い自覚がない人も少なからずいるようです。

片付いていない部屋に住むデメリット

部屋が片付いていないと、思いがけないデメリットがあるものです。思い当たることがあれば、ぜひ片付けるきっかけにしてください。

ちょっとしたイライラがたまってストレスになる

物が多い部屋は収納スペースがいっぱいになっているため、必要な物をさっと取り出すのが難しいことがよくあります。そういった小さなイライラが積もると、本来ゆっくり過ごすための自室がストレスの原因になる可能性があります。

物を失くしやすくなる

片付けが苦手な人は、物を決まった場所に置く習慣が身についてない人も少なくありません。
家の鍵や財布などを適当にポイっと置いてしまうと、ほかのたくさんの物にまぎれてどこに置いたかわからなくなることも少なくないでしょう。必要な書類を誤って捨ててしまったりする可能性も高くなります。

無駄な買い物が増える

必要な物を失くしてしまうと、仕方なく同じ物をまた買わなくてはならないこともあるでしょう。失くした物は後から出てくることも多いので、無駄な買い物になりかねません。

健康被害が起きやすくなる

物が多い部屋は風通しが悪く、ホコリや湿気が溜まった状態が長く続くことが考えられます。すると、そこにカビが生えたり、虫がわいたりしやすくなります。
これらは、エアコンの風や、人・物の移動で空気が動くと部屋全体に舞い上がり、人間の体内に入って健康を害することがあります。

引越しの際の手間が増える

引越しの荷造りは、物が多いと当然時間がかかります。不用品を処分するにも時間も、お金もかかることがあるほか、荷物が多くなれば費用も高くなります。

片付けられない人が部屋をきれいにするための手順

では、実際に片付けを行う際にはどのようにすればいいのでしょうか。効率良く部屋をきれいにする手順をご紹介します。

手順① 片付ける場所を決めて、物を必要・不要・保留に分ける

最初に片付ける場所を決め、そこにある物をとりあえず全部出しましょう。まずは、引き出しや棚など小さい場所から始めるのがおすすめです。

そして、物を「必要」「不要」「保留」の3つに仕分けします。ここで時間がかかってしまうと片付けまでたどり着かなくなってしまうため、例えば「考える時間は1分まで」のように制限時間を設けるのがポイントです。

また、半年から1年以上使用していない物は思い切って捨てることが肝心です。捨てるかどうか迷うものはとりあえず「保留」にしておき、その後、半年使わなかったら捨てるなどと決めておきましょう。
ただし、ジュエリーやブランド品は、買取専門店であれば古い物や多少傷んでいる物でも買取ってもらえる場合があります。捨てる前に一度持ち込んでみるとお金に換えられるかもしれません。

手順② 必要な物を整理・収納する

次に、①で「必要」と判断した物を元の場所に収納します。このとき、次に使うことを考えて、見やすく取り出しやすい方法で片付けるのがポイントです。
インターネット上には上手な収納方法をレクチャーする記事がたくさんありますので、参考にするといいでしょう。収納にあたっての便利グッズは100円ショップなどにも多く販売されていますので、それらを利用するのもおすすめです。

部屋がきれいになったら、その状態を保つことを考えましょう。次の3点を意識するだけでも、部屋が散らかるのを防ぐことにつながります。

部屋を綺麗にするポイント
  • 物をひとつ買ったらひとつ捨てる習慣をつける
  • 物をしまう場所を決めて、使ったら元の位置に戻す
  • 床に物を置かないようにする

どうしても片付けられない場合は別の方法を考えよう

もし、どうしても自分だけでは片付けられない場合は、次のような方法もあります。

家事代行サービスを利用する

家事代行サービスは、料理や洗濯・掃除などの家事を代わりに行ってくれるもの。訓練を受けたスタッフが決まった頻度・時間(週に1度、2時間など)で部屋を訪問して、依頼された家事を行うのが一般的です。

片付けに関してはどの範囲まで行うかは業者によって異なり、「汚部屋」「ゴミ屋敷」と呼ばれるような汚い部屋の片付けは受けてもらえないことが多いと思ったほうがいいでしょう。
Webサイトを確認したり、電話問い合わせをしたりして、内容や料金についてきちんと確認することが大切です。

トランクルームを利用する

日常的に使わないけれど取っておきたいものや、季節外の衣服などは、トランクルームを借りて保管するのも手です。
トランクルームとは、荷物を保管できる収納スペースをレンタルできる施設。近年普及しているサービスなので、近所にあるか調べてみるといいでしょう。
トランクルームのサイズはさまざまあるので、自宅に置けない物の量を踏まえて選ぶことも可能です。

友人や家族に協力してもらう

自分一人で片付けるのが難しい場合は、家族や友人に手伝ってもらってはどうでしょうか。お礼に食事をごちそうするくらいで済みますので、ほかの選択肢より安く上がるかもしれません。

現状維持を脱出するための動機があると片付けも楽しくなる

なかなか部屋を片付けられない人は、強い動機や意志がないと実行に移せないことが多いでしょう。収納には限りがあるため、現状維持をいつまでも続けることは難しいと覚悟を決める必要があります。

家にある不用品、例えば使わなくなったブランド品やジュエリー、時計など高価な品の場合は、ちょっとした臨時収入になるような物かもしれませんので、宝探しをする感覚で片付けをしてみてはいかがでしょうか。
買取専門店のジュエルカフェなら、古くても汚れていても、壊れている物でもお買取できる可能性があります。むやみに捨てず、一度査定依頼をしてみるのがおすすめです!

  • 店舗一覧から探す
  • 現在地から探す
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

安井 理のアバター 安井 理 リユースライター

慶應義塾大学 文学部 人間関係学科卒。1999年より神奈川を中心に学習塾・結婚相談所・リユース専門店などを経営。特にリユース専門店は県内30店舗まで展開した後、戦略的バイアウト。以降は越境ECや業界特化型のライター・コラムニスト・アドバイザーとして活躍。

目次