銀貨の価値や種類を徹底解説。銀貨の相場や買取価格はどのくらい?

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家の倉庫に銀貨があって処分をしたいんですけど、捨てるのももったいないし、どうしたらいいのでしょうか。

銀貨を持っているなんてラッキーですね。銀貨は買取査定に出す事ができて、ものによっては高額な値がつくものもあるんですよ。

そうなんですか。持っていても使わないのでぜひ買取査定に出してみたいです。
どのくらいの値がつくのですか?

銀貨は種類によって価値が大きく変わります。今回は銀貨の価値や種類について解説していきます。銀貨の相場や買取価格も紹介しますので、良かったら参考にしてみてください。

目次

銀貨とは?銀貨の歴史について

「銀貨」と一言で言われてもピンとこない方が多いのではないでしょうか?

一般的には銀で構成された貨幣のことを銀貨と呼びます。

銀は輝きが美しく変色することがほとんどないことに加え、加工性に富むという特徴を持っているため、昔から世界中あらゆるところで使用されてきた歴史があります。

銀の歴史は紀元前670年頃までさかのぼるといわれており、現時点で最も古いといわれているのが当時のリディア国(現在のトルコ)で使われていたエレクトロン硬貨です。

日本では明治時代に銀貨の流通が盛んになり、海外との貿易のために1円銀貨が使われていた歴史があります。

当時は西日本で銀貨、東日本で金貨が主流だったそうで、その背景には関西で銀が多く採れていたことが影響していたそうです。

銀貨がこれまでにどんな歴史を歩んできたのかわかりました。

それはよかったです。銀の歴史の深さに驚きましたよね!

銀貨の価値の決まり方

銀貨の価値は、基本的にその銀貨にどのくらい銀が含有されているか(重量・純度)と、その時の銀の相場によって決まります。

銀貨の種類により銀の含有量は異なっており、希少性の高いものはさらに価格が上がると言われています。

希少性の高い銀貨の例としては、何百年も前に製造されたものや記念メダルと言われる銀貨、ほとんど世間に流通されなかったものなどです。

それらの銀貨には熱烈なコレクターやマニアが存在するため、ものによっては想像もしていなかった値がつくこともあるので、非常に夢があります。

そのため、お金の代わりの資産的価値を求めて銀貨を購入する方もいるのです。

自分が持っている銀貨の価値が気になったらまずは、買取店に持ち込んで査定をしてもらうといいでしょう。

持っている銀貨が高額で売れることもあるなんてとても夢のある話ですね。

そうですね。もしかしたらAさんが保有している銀貨も狙っているコレクターがたくさんいるかもしれませんよ。

銀貨は世界中各地で大人気!

銀貨のコレクターは世界各地に存在し、その価値は非常に高いものとなっています。

製造された時代や枚数によっては、本来の銀貨が持つ価値以上の値がつくこともあるのです。

世界各地に存在する銀貨の種類を見ていきましょう。

日本でコレクターの多い銀貨

日本で人気のある銀貨は主に3種類あります。

それぞれの特徴や、価値に関して見ていきましょう!

①東京オリンピック記念メダル

1つ目は、1964年に日本で初めて開催された東京オリンピックの時に記念として製造された東京オリンピック記念メダルです。

プレミア価値が非常に高く、その銀の純度は90%を超えています。

日本を代表するグラフィックデザイナー・亀倉雄策が手がけるデザインも特徴的で、希少性・純度・デザイン性で高い評価を受けており、高価買取されやすい銀貨の一つです。

②1円銀貨

2つ目は、2種類のデザインが存在する1円銀貨です。

この2種類の違いは銀貨の使用目的によって異なっていて、古いデザインは外国と貿易するために製造され、使用されていました。

一方、新しいデザインは日本で使用することを目的に製造され、使用されてきたようです。

新品同様の状態なら非常に高い値が付きますし、使用済みでも状態が良ければそれなりの価値があるようです。

ただし、この1円硬貨には偽物も存在するので注意が必要となります。

③鳳凰100円銀貨

3つ目は、銀行で両替すれば現在でも使用可能といわれる鳳凰100円銀貨です。

この鳳凰100円銀貨は1年間しか製造されていないため、世に出回っている数が少なく、芸術性の高い美しいデザインから狙っているコレクターが多いようです。

銀の含有量も60%以上と高く、高価買取が期待できます。

海外でコレクターの多い銀貨とその価値

海外には数多くの銀貨が存在し、コレクターやマニアが多いです。

その中でも今回は特に人気のある4種類の銀貨を厳選して紹介していきます。

①ブリタニア銀貨

1つ目は、イギリスで製造されるブリタニア銀貨です。

この銀貨は純度が非常に高く、2013年以降に製造されたものはその純度がほぼ100%に近くなっているといわれています。

表面にエリザベス女王、裏面にブリタニア女神が描かれたそのデザインはイギリスの歴史や神話が好きなマニアに絶大な人気があります。

純度が高く、コレクターからの人気も高いため、高価買取が期待できる一枚です。

②メイプルリーフ銀貨

2つ目は、カナダで製造されるメイプルリーフ銀貨です。

メイプルリーフ銀貨も純度が99.9%以上とほぼ100%に近いのが特徴で、流通量は世界一だといわれています。

そのデザインは表面にエリザベス2世の顔、裏面にメイプルリーフという名の通り楓の葉が描かれており、神秘的な印象が感じ取れます。

純度が高いため、流通量は多いですが高価買取が期待できる1枚です。

③イーグル銀貨

3つ目は、アメリカ合衆国で製造されるイーグル銀貨です。

1986年に製造されて以降毎年発行されているのが特徴で、こちらも銀の純度がほぼ100%に近いと言われています。

その品質はアメリカ政府が保証しており、世界各地に熱烈なコレクターやマニアが存在するほど人気のある銀貨なのです。

そのデザインは表面が自由の女神像、裏面が13の五芒星を掲げたイーグルという国鳥と盾の紋章が刻まれたデザインがアメリカのイメージを彷彿とさせ、人気を呼んでいます。

純度が高く、コレクターからの人気も高いため、高価買取が期待できる一枚です。

④パンダ銀貨

4つ目は、中華人民共和国で製造されるパンダ銀貨です。

パンダといえば中国というイメージがあるように、表面にジャイアントパンダ、裏面に世界遺産である北京天壇が刻まれている銀貨です。

かわいいパンダのデザインが特徴的なこともあり、コレクターから非常に人気があるため高価買取が期待できる一枚です。

海外の銀貨は各国のシンボルや象徴となるようなデザインになっていることが分かりました。

そうですね。高い価値を持っている銀貨も多く存在するため、もしお持ちの銀貨を販売する際には以下のポイントを抑えることをおすすめします!

銀貨を高額で売却するためのポイント

銀貨を高値で取引するためにはいくつかポイントを抑えておく必要があります。

何も知らないまま取引してしまうと、実際の価値を見誤って取引してしまったり、高く取引したものが偽物で思わぬトラブルに巻き込まれ結果的に損をしてしまったりすることがあります。

そのため、以下の3つのポイントを抑えた上で銀貨の取引に臨むようにしましょう。

買取専門店に持ち込む

銀貨の価値を見誤ることなく、本来の価値のまま利益を得るための方法として買取専門店に持ち込み、査定してもらうことがおすすめです。

買取専門店にはあらゆる銀貨について知り尽くし、価値を正しく見極めることができる鑑定士がいるので、非常に安心です。

さらに最近では出張買取を行う店も増えてきているので、自分の都合に合わせて買取手段を選択できるのも魅力の一つとなっています。

銀貨を持っているけどその価値を見極める知識がないという方は、ぜひ一度買取専門店を利用してみてはいかがでしょうか。

自己流のメンテナンスは行わない

銀貨は希少性や歴史的価値が高いものであれば高額な値がつくことが多いことから、何も知らずに自己流のメンテナンスを行うことで逆にその価値を下げてしまうという方が多く存在します。

自己流のメンテナンスで銀貨本来の価値を損ねてしまうほどもったいないことはありませんので、持って行く前に過度に磨いたり、洗浄するのは控えるのが望ましいです。

どうしても汚れが気になるという方は、柔らかい布で優しく汚れや埃を落とす程度の処理だけにとどめ、それ以上のメンテナンスは買取専門店などにいる銀の知識が豊富な鑑定士に任せるといいでしょう。

買取業者が信頼できるか見極める

銀貨を高額で売却するための重要なポイントとして買取業者が信頼できる業者かどうか正しく見極めることが挙げられます。

買取業者のなかには銀貨の保有者が素人であることを良いことに本来の価値よりも低い金額での取引を求めようとする悪質な業者も存在するのです。

そのような業者に引っかかってしまい、損をしてしまうことがないように自分で買取業者が信頼できるかどうか見極めるのが重要になります。

信頼できる買取業者を見極めるポイントは以下に挙げる通りです。

買取業者を選ぶ際のポイント
  • 銀貨専門の鑑定士がいる
  • 査定結果について詳しく解説し、見積書を出してくれる
  • 買い取り実績が多く、口コミでの評価が高い

これらのポイントを抑えた上で買取業者を吟味すれば、悪徳業者に引っかかってしまうリスクは格段に小さくなるでしょう。

口コミでの評価もよく見極めるのが大切で、中には評価は高くても買取の実績が極端に少ない業者も存在します。

そのような業者の口コミの中にはサクラが紛れ込んでいる可能性があるので、注意深く確認するようにしましょう。

依頼したい買取店の候補が複数ある場合はどうしますか?

見積もりを出してもらって比較検討してみることをおすすめします。

まとめ

今回の記事では、銀貨の価値や種類について詳しく紹介しました。

「銀貨なんて自分は持っているわけがない」、「銀貨は持っているけど、こんなのに値が付くわけがない」という固定概念を持たれることも多いです。

しかし、買取専門店などで査定に出す人の多くが実家の掃除や遺品整理などしていた時に見つけたという方や、売れるわけがないと思ってダメ元で持っていったらとんでもない値が付いたという方が多いのです。

確かに銀貨は資産的価値も高く、美しいデザインからついコレクションや思い出として残すという方が多いと思います。

ただ、銀貨は種類や状態によっては非常に希少性が高く、高額な値が付く代物も多いので、気になるという方はぜひ一度買取専門店に持ち込み、査定を依頼してみてはいかがでしょうか。

この記事のまとめ
  • 銀は古くから存在する歴史的な金属
  • 銀の価値は純度によって左右される
  • 銀貨はいまでも世界中にコレクターがいる
  • 日本の銀貨も人気
  • 自己流のメンテナンスをすると傷つけてしまう恐れがある

銀貨は意外に身近にあるんですね。

もしお持ちでしたら、試しに査定を依頼してみてください。

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この記事を書いた人

安井 理のアバター 安井 理 リユースライター

慶應義塾大学 文学部 人間関係学科卒。1999年より神奈川を中心に学習塾・結婚相談所・リユース専門店などを経営。特にリユース専門店は県内30店舗まで展開した後、戦略的バイアウト。以降は越境ECや業界特化型のライター・コラムニスト・アドバイザーとして活躍。

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