中途半端に余ったバラの切手があるのですが、買い取ってもらえるのでしょうか。
シートの切手の方が高く売れますが、バラでも買取は可能です。
どれくらいの買取相場なのか、詳しく知りたいです!
それではバラの切手の買取相場や、高く売れる切手の種類などをご紹介します。
バラの切手は買い取ってもらえる?
「バラの切手は買い取ってもらえるのか」という疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
バラの切手の定義や、買取が可能なのかについて解説します。
バラの切手とは
切手には、複数の切手が一枚にまとまった「シート」のものと、切り離された「バラ」のものがあります。
何枚かの切手が繋がっていても、シートから切り離した場合は「バラ」の扱いになります。
手紙を出す機会が減った現代では、切手を半端に余らせてしまっている方も多いでしょう。
バラの切手は買い取ってもらえるのか
バラの切手でも買取は可能です。
プレミア切手など、種類によってはバラでも高価買取が期待できます。
ただし、どの種類の切手でもシートの方が買取価格が高くなるため、シートの切手はそのまま査定に出しましょう。
中にはシートの切手しか買い取っていないというお店もあるため、あらかじめ公式サイトなどで確認しておくことが大切です。
バラの状態でも買い取ってもらえるんですね。
シートの方が高く売れるので、もしお持ちの場合はそのまま査定に出しましょう。
バラの切手の買取相場は?
バラの切手を売却する場合、相場はどれくらいなのでしょうか。
普通切手と記念切手の買取相場をご紹介します。
バラの普通切手の買取相場
普通切手は額面よりも買取価格が下がってしまいます。
バラの普通切手の換金率は40〜70%が相場です。
額面 | 買取相場 |
1〜9円 | 40〜50% |
10〜50円 | 60% |
50円〜 | 60〜70% |
シートの状態であれば換金率が高まりやすいため、シートはそのまま査定に出しましょう。
バラの記念切手の買取相場
記念切手には、オリンピックや記念日に発行されたものや、都道府県の花が描かれたシリーズものなどがあります。
コレクション性があり高額買取が期待されがちですが、ほとんどの記念切手は発行枚数が多く、普通切手と大差ない買取相場です。
ただし、オリンピック開催日の消印が押されているなどの条件で高く売れることもあります。
記念切手はあまり高く売れないんですね。
発行枚数が多い切手は買取価格が下がってしまいます。一部のプレミアがついている記念切手は高く売れるでしょう。
高く買い取ってもらいやすいバラの切手
バラの切手でも、種類によっては高く買い取ってもらえる場合があります。
高く買い取ってもらいやすいバラの切手をご紹介します。
- 古い普通切手
- プレミアがついた記念切手
- 中国切手
- 航空切手
古い普通切手
普通切手は、額面よりも買取価格が下がってしまうことがほとんどです。
ただし、一部の古い普通切手は希少性が高く、相場より高く売れる可能性があります。
たとえば、「大蔵省印刷局製造」などの古い名称が印字されているものや、切手の流通が少ない年に印刷されたものなどは、希少性の高さを評価されやすいでしょう。
戦後に発行された「第一次新昭和切手」など、切手のコレクターの間で需要が高い普通切手もあります。
プレミアがついた記念切手
郵便局では、オリンピック開催や季節の変わり目などのタイミングで、数々の記念切手を発行しています。
発行枚数が多い記念切手は買取価格が下がってしまいますが、プレミアがついているものは高く売れます。
明治時代〜昭和時代初期に発行された記念切手は流通量が少なく、プレミアがついている可能性があります。
そのような切手はバラでも価値があるため、高価買取が期待できるでしょう。
中国切手
「赤猿切手」「大パンダ切手」「毛沢東切手」など、中国切手にはプレミアがついているものが多くあります。
中国では、1996〜1976年の文化大革命の時期に切手の収集が禁止されていたため、当時流通していた切手は現存数が少なく、プレミアがついているのです。
コレクターの間で人気が高いため、バラでも高価買取が期待できます。
航空切手
航空切手は、1929〜1953年まで発行されていた航空郵便用の切手です。
現在は普通切手で発送できるため、航空切手は使われていません。
額面が高額でデザインが8種類しかないため、レアな切手として高値で取引されています。
さらに、封筒などに貼り付けたまま消印がついている航空切手は高く評価されます。
古い切手は処分せずに、種類を確認してみた方が良いですね。
家にプレミア切手が眠っているかもしれないので、ぜひ探してみてください。
バラの切手が買取不可になることはある?
バラの切手でも基本的には買取できますが、下記のような切手は買取を断られる可能性があります。
- 裏面の糊が剥がれているもの
- 破れや欠けがあるもの
- 消印が押されているもの(プレミア切手の場合は価値がつく場合もある)
- 封筒から切り取ったもの
- 琉球切手
- 額面が1円未満のもの
- 一部の外国切手
本来は買取できる種類の切手でも、破れや糊落ちなどで状態が悪いものは買い取ってもらえない可能性があります。
ファイルに保存するなどし、切手の劣化を防ぐことが大切です。
切手を汚さないように、保管方法に気をつけたいと思います!
ファイルや湿気の少ないところに保管するなどし、劣化しないようにしましょう。
切手の買取でよくあるトラブル
余った切手に使い道がない場合は、売却を検討すると良いでしょう。
ただし、切手の買取ではいくつかのトラブルに注意が必要です。
- 売買契約を結んだあとに査定額が下がる
- 強引に売却を勧められる
- 切手を引き渡したあとにお金が支払われない
- 買取をキャンセルした際に不当な解約金を請求される
売買契約を結んだあとに査定額が下がる
切手を査定に出し、提示された金額に納得して契約を結んでも、そのあとに査定額を下げられてしまうケースがあります。
たとえば、「見落としていた汚れがあった」などの理由があるようです。
このような場合、消費者契約法により、不当な査定額の変更を無効にすることができます。
契約後は査定額を変更できないものと心得ておきましょう。
強引に売却を勧められる
少しでも切手を高く売るために、複数の買取業者で査定を依頼したいという方も多いのではないでしょうか。
中には売却を強引に勧めてくる業者もあるため、流されないように注意が必要です。
「今日売却すれば査定額が上がる」「クーリングオフできる」などの理由を添えて売却を促される場合がありますが、査定のみで良いと断りましょう。
切手を引き渡したあとにお金が支払われない
買取代金が銀行振込で支払われる場合、入金が確認できないというトラブルもあります。
原因としては、以下の可能性が考えられます。
- 自分が渡した振込先情報が間違っている
- 買取店側のミスやトラブルで支払われない
- 架空の業者に騙された
入金が確認できない場合はまず買取業者に連絡し、その旨を伝えましょう。
適切に対応してもらえない場合は、国民生活センターなどに相談することをおすすめします。
買取をキャンセルした際に不当な解約金を請求される
契約後でも、規定の解約金を支払えばキャンセルすることができます。
しかし、中にはキャンセルを断ってきたり、高すぎる解約金を請求する業者もあります。
不当な解約金の請求は、消費者契約法で禁止されています。
キャンセルできない場合はまず理由を確認し、解約金の内訳も見るようにしましょう。
切手の買取にはこんなトラブルがあるんですね…
トラブルを避けるためにも、信頼できる買取業者を選びましょう。
切手の買取はどこがいい?実績が豊富なジュエルカフェがおすすめ!
ご紹介したように、切手の買取では「契約後に査定額が下がる」「買取代金が支払われない」などのトラブルが実際にあります。
そのような事態を避けるためにも、信頼できる買取専門店を選ぶことがおすすめです。
そこで、切手の買取実績が豊富なジュエルカフェの口コミをご紹介します。
「叔父が集めていた切手を買取してもらいました」断りきれずに叔父から譲り受けた切手…。 自分には収集の趣味もなくどうしたら良いものかと思い、ネットで検索してみるとジュエルカフェで買取していると知り、近くの店舗を探して行って来ました。買取店自体初めてで少し緊張していましたが、女性の店員さんが明るく迎えてくれて、対応もとても優しい感じでした。 沢山あったので、一旦預けて査定をして頂きましたが貴重な切手が含まれていたとの事で、思ったより随分高く買取してもらえて感謝です。 |
「大量の切手を売って即現金化してもらいました」昔の趣味で切手を集めてかなりの枚数溜まっており最近は散歩の趣味が出来たので切手眺めることもなく散歩ばかりしてました。 そんな時、たまたま散歩がてら見たジュエルカフェさんのポスターに切手買取!とあったのでまずは見せるだけと思い、整理してないまんまの記念切手を持ってきました。大量だったので数えるのも大変だったと思いますがスタッフが2人いたので思ったより早かったです。 待ってる間ドリンクサービスや本もあり、くつろいでる間に査定も終わってました。時折、切手集めてた時の懐かしい話もしながらスタッフさんと会話できたので散歩がてらでもありましたが気持ちいい時間を過ごすことができました。 数えるのは大変だったと思いますが、嫌な顔せず接してくれたスタッフさん最高です! |
ジュエルカフェでは、古い切手や大量の切手でもプロがしっかり査定を行っています。
不要な切手をお持ちの方は、ぜひジュエルカフェにお持ちください。
口コミを見ると、お客様の満足度の高さが伝わってきますね。
切手を適正な価格で買い取ってもらうためにも、実績が豊富で信頼できるジュエルカフェを利用してみてはいかがでしょうか。
バラの切手を高く売る5つのコツ
切手はバラでも買い取ってもらえますが、より高く売るにはコツが必要です。
バラの切手を高く売る5つのコツをご紹介します。
- 切手専用の台紙に貼っておく
- 郵便局でシートに交換してから売る
- 保管方法に気をつけて汚れや糊落ちを防ぐ
- 切手の買取相場を把握しておく
- プレミア切手は買取専門店で売る
①切手専用の台紙に貼っておく
バラの切手は、整理せずに持ち込むと、査定に時間がかかってしまいます。
そこで、切手専用の台紙に貼っておくことで計算がしやすく、高く売れやすい傾向にあります。
額面や種類ごとに分けておき、査定の時間を短縮できる状態にしておきましょう。
②郵便局でシートに交換してから売る
バラの切手よりも、シートの切手の方が高く売れます。
もしバラの切手を大量にお持ちであれば、郵便局でシートに交換するという方法があります。
特に、額面が1,000円の切手が高く売れやすいため、できれば1,000円切手のシートに交換しましょう。
郵便局での交換には規定の手数料がかかりますが、それを差し引いても買取価格の方が高くなることがあります。
③保管方法に気をつけて汚れや糊落ちを防ぐ
切手の保管状態は、買取価格に大きく影響します。
変色やシミ・破れなどがない状態で保管されていれば、同じ切手でも買取価格が高くなりやすいです。
また、切手の裏側についている糊の状態も買取価格に影響するため、湿気の多い場所などは避けて保管しましょう。
④切手の買取相場を把握しておく
切手を適正な価格で買い取ってもらうためにも、買取相場を把握しておくことが大切です。
普通切手は額面よりも買取価格が低くなってしまうものがほとんどですが、古い切手や海外の切手の中にはプレミアがついているものがあります。
知識があれば交渉の材料にもなるため、事前に買取相場を調べておくことをおすすめします。
⑤プレミア切手は買取専門店で売る
中国切手や航空切手など希少価値の高いプレミア切手は、買取専門店で売るのがおすすめです。
買取店によって査定金額が変わるため、複数店で査定依頼をしましょう。
買取店では定期的に強化買取キャンペーンがあります。
キャンペーンを活用すれば、さらに高額買取が期待できるため、金額交渉をしながら買取を進めてみてください。
切手がたくさんあるので、シートに交換できそうなら郵便局に持っていこうと思います。
少しでも高く売れるように、これらのコツを意識してみてください。
まとめ
バラの切手でも、状態が良いものであれば買い取ってもらえます。
普通切手や発行枚数が多い記念切手などは、額面よりも買取価格が下がることがほとんどです。
希少性が高いプレミア切手などはバラでも高く売れるため、まずは買取相場を調べてみましょう。
- 切手はバラでも買取可能
- シートから1枚でも切り離されている場合は「バラ」の扱いになる
- 普通切手や発行枚数が多い記念切手は、額面より買取価格が下がる
- プレミアがついた切手や中国切手などは高く買い取ってもらいやすい
- 汚れや糊落ちがあるバラの切手は買取不可になる可能性が高い
- トラブルを避けるには、信頼できる買取業者を選ぶことが大切
- 切手の買取はジュエルカフェがおすすめ
- バラの切手を高く売るには、台紙に貼る、郵便局でシートに交換するなどのコツがある
使い道がないバラの切手が売れると知り、安心しました。
珍しい切手が混ざっているかもしれないので、相場を確認しておきましょう。
査定しやすいように整理して、さっそく持っていこうと思います!