近頃は何かとお祝い事などで金券をもらう方シーンが増えていますね。しかし、もらったのはいいけれど使う予定がない、ポイントで交換したけど使うところが限られていてなかなか使う機会が無い・・・などの様々な理由で結局そのままにしている人も多いのではないでしょうか。
その金券そのままにしてしまっては、もったいない。実はこの金券現金化をしてもらうことが可能です
この記事では、金券の種類から高く売る際のポイントをご紹介していきます。
金券の種類
金券の種類は様々ですが、中でも以下のものは還元率が高く高価で取引されています。
クレジット系ギフト券(VJA、VISA,JCBギフトカードなど)
・百貨店、スーパーマーケット系商品券(全国百貨店共通券、高島屋商品券、大丸商品券、そごう・西武の商品券、伊勢丹商品券など)
・一般プリペイドカード(QUOカード、テレフォンカードなど)
・旅行、交通系商品券(JTB・JR東海ツアーズ・近畿日本ツーリスト,ANA旅行券,JAL旅行券など)
・食品系(おこめ券、ビール券)
・カード型ギフトカード(Amazonギフト券など)
・図書カード
これらはお金として価値のあるものなので、
「しまったままになっている金券がある」「この商品券、高くうれるかな」など用途が無く処分に困っている方は、是非一度査定に出してみることをおすすめします。
金券を現金化する方法
金券を現金に換える方法はいくつかあり、主に以下の方法が挙げられます。
・ 金券ショップでの買取
金券を売りたい時真っ先に思いつくのが『金券ショップ』ではないでしょうか。金券ショップに持ち込めばその場で現金化ができます。換金率も高く、取り扱ってる種類も豊富、持ち込んで数分で現金を受取れるのでとても便利なのが特徴です。ただ近くにお店が無いと難しく、店から離れた場所に住んでいる方からすると気軽に行けなかったりします。
また、換金率で金券の買取額を決めていくので希少価値などの加味がなかったりするデメリットもあります。
・ ネットやフリマアプリを利用する
ヤフオクなどのネットオークションに出品して現金化するという方法があります。また、金券に限らず近年はメルカリなどのフリマアプリを利用する方も少なくありません。ただ、メルカリやラクマといったフリマアプリでは本来商品券・金券類の出品を禁止しているようで、すぐ出品削除されたり、ペナルティを受ける可能性が高いです。
また、商品券や金券類のなかには有効期限が定められているものがあります。オークションやフリマアプリなどで期日内に売れないケースもあり結果勿体ない事になってしまうことも。また落札価格によっては金券ショップに売りに行くよりも換金率が低くなる可能性もあります。
・ 金券を専門としている買取店での買取
もし金券が手元にある場合、金券を専門分野とする買取店を利用するのがおすすめです。基本的金券は当日のレートに沿って値がつけられるのですが、中には限定品などのプレミアムがついているものがあり額面以上の高価買取を期待することができます。
また、大量にあって持っていくにはちょっと…とお困りの方には出張買取や郵送買取に対応している買取店も少なくないです。近くに金券ショップが無くて売るに困っている方にも気軽に買取依頼できるのでおすすめです。
金券高く売るためのポイント!
金券をできるだけ高く売るためにいくつか注意して頂きたいポイントがあります。
これらをしっかり把握しておけば損することなく少しでも高く売ることができるでしょう。
・当日の相場を調べる
基本的に金券の買取はほとんどの店舗が額面の〇〇%と記載しています。額面の85%~95%とお店ごとの在庫状況などに応じて日々変動していき、全国的に需要が多いものや、信用ある発行元であるものが比較的高い値で取引されます。なので勢いで売ってしまうと損する可能性があるため、当日のレートをしっかり把握しておくことがとても重要になります。まず問い合わせてみて、売りたい金券のレートを確認してから、納得できる金額を提示してもらった店舗に持ち込むといいでしょう。
・有効期限をチェック
金券の中には有効期限があるものがあります。これらの金券は有効期限が迫っているものほど買い取った後再販が難しくなるので買取額も下がりがちです。有効期限にある程度の余裕があることは査定する上で大事なポイントとなるので、なるべく早めに売ってしまうのがおすすめです。
ただの紙切れとしてひたすら保管するよりか、使用期限があるものであればできるだけ早く査定に出し売り時を逃さないようにしましょう。
・ どういったタイプの金券か
金券には人気のものとそうでないものがあります。例えば図書カードやビール券といった利用できるものが限られている金券より「VISAギフトカード」や「全国百貨店共通商品券」など、幅広く利用できるほうが高く売れる傾向にあります。基本的に利用できる店舗が多いというのは、換金率が高くなるための必須の条件となります。また、信用のある企業が発行しているものも高く売れるポイントになります。例えばギフトカードだと国内最大手であるJCBなら顧客への認知度も高いので換金率も高くなります。
・プレミアがつく金券
金券はその日の在庫状況などによってレートが異なりますが、基本的額面の80~95%の価格で買い取ってくれる店舗が多いです。しかし、中には限定品などのプレミアがついているものがありそれ以上の高額買取を期待できるケースもあります。
金券の中でもQUOカードやテレフォンカードによくプレミアがついたりするのですが
キャラクターがプリントされているもの
アイドルがプリントされているもの
イベントなどで限定で発行されたもの
発行枚数が少ないもの
などが挙げられ、例えば女性アイドルのQUOカードは高額で取引されることがよくあります。
たまにある偶然当たったアイドルのクオカードが実はかなりのお宝だったりするケースも。特に使う予定なく、処分に困っているかたは、是非一度査定に出してみることをおすすめします。
・複数店舗に問い合わせて比較をしてみる
金券の換金率は店舗ごとに異なるので、損をしないためにも複数の買取業者で買取価格を比較するのが大切です。
例えば、都心に店舗を構えるところは、人の流れが多く百貨店商品券のような金券の需要が多くなる傾向にあるため、換金率も高めに設定されている場合があります。
また業者を比較する際、実際に売りに行くとなるとそこまでの手間や出費もかかります。その点も考慮しながらどこで売ろうか決めていくといいと思います。もし、近くに店舗がない場合は郵送買取や出張買取を利用するのもおすすめです。
・換金率の上がる時期を狙う
買取業者は「在庫状況」や「需要の変化」など様々な要因で換金率を変えることがありますが、その中でも高く売れる時期があります。
金券を少しでも高く売りたいなら、換金率の上がる時期を狙うのもポイントです。
例えば年末年始や大型連休は帰省、旅行シーズンでもあり、この時期百貨店はセールに入ります。なので消費が活発に動く年末年始や大型連休の前後は、旅行券や商品券のレートが上がる場合があります。
しかし店舗ごとにレートは日々変動しているので、これはあくまでも一つの目安として考えて定期的にチェックするといいでしょう。
・綺麗な状態を保つ
金券に限らずですが、どんなものでも売るときの状態が新品に近ければ近いほど高額で買い取れます。
折れ曲がりはもちろんのこと、汚れや傷は査定額に大きく響きますので大切に保管しましょう。
袋や同封されていたものがある場合はそのままの状態のほうが、劣化も防げて高値が付きやすくなります。
今回は金券の買取について紹介しましたがいかがでしたか。
せっかく買取に出すなら、なるべく額面に近い値段で売りたいですよね。今回紹介したいくつかのポイントに注意して、日々のレートを細かくチェックすれば損することなく満足のいく取引ができることでしょう。