ピンクゴールドは変色しやすい?手入れの仕方や変色後の対応を解説!

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ピンクゴールドってかわいいですよね!

ピンクゴールドはここ最近若い女性からの人気が高まっていますね。

そうですよね。ピンクゴールドのアクセサリーで欲しいなって思っているものがあるんですけど、噂で変色しやすいとかアレルギーを起こしやすいと聞いたので、なかなか手が出せずに困っています。

たしかにそのような噂がありますね。今回はピンクゴールドの特徴について深掘りし詳しく解説していきます。

目次

ピンクゴールドって本当に変色しやすい?

ピンクゴールドは変色しやすいといわれることが多いですが、実際はどうなのか知らないという方が多いのではないでしょうか。

結論からいいますと、ピンクゴールドはカラーゴールドという部類の中で比較すると傷や変形などの物理的な衝撃に対する耐久性は高いですが、変色しやすいものが多いと言われています。

その理由はピンクゴールドに含まれる素材、特に銅の含まれる割合が影響しています。

銅は傷や変形に対しては強い反面、酸に対する耐性が低いからです。

ピンクゴールドは純金に銀、銅、パラジウムといった割金といわれる素材を混ぜ合わせて作られています。

同様に、金に金以外の金属を混ぜて作られるカラーゴールドには、ピンクゴールドやホワイトゴールド、イエローゴールドなどがありますが、ピングゴールドはそれらの中で最も銅を多く含んでいます。

また、同じピンクゴールドでも耐久性をカバーするためや、ピンク味を増加させるために銅の配合比率が高めてあるものもあり、これらはよりアレルギー反応が出やすいと考えられます。

ピンクゴールドは耐久性が高い反面、変色しやすいことがわかりました。

変色はしやすいですが、その美しい見た目から女性に大人気のカラーゴールドです。

ピンクゴールドは経年劣化で変色することがある!

純度100%の金(ゴールド)が経年劣化で変色することはまずありませんが、純金の中に少しでも銀、銅、パラジウムなどの割金が含まれると経年劣化は起こり得ます。

ピンクゴールドに使用されている割金(銀や銅、パラジウム)は金と違って時間が経つと変色する性質があります。

例えば、銀のアクセサリーであれば経年劣化で黒ずんでしまいますよね。

このように、割金の含まれるピンクゴールドは変色の原因を知り、それを防ぐ対策をとる必要があるのです。

ピンクゴールドが変色してしまう理由

ピンクゴールドが変色してしまう原因は主に3つのことが挙げられます。

変色と一言でいっても色落ちやメッキが剥がれるなど原因は様々ありますよね。

その中でも代表的な3つの原因を紹介します。

小さなキズができると色が薄くなる

アクセサリーを買ったことがあるという人の中には、経年劣化で買った時よりも色が薄くなってしまったと感じたことがある人は多いのではないでしょうか。

これは、小さな傷が積み重なることで光が当たった際に乱反射してしまうことが原因です。

このキズは肉眼ではほとんど見えることはないほど小さく、大切に扱っていても知らない間についてしまうので、使用している以上は防ぐことができません。

しかし、このようなキズは専門の業者にメンテナンスや修理を依頼すれば、治してくれることが多いです。

定期的にメンテナンスを依頼し、ピンクゴールドの輝きを維持するように心がけましょう。

メッキが剥がれ落ちてしまう

アクセサリーを長い間使用していると、部分的に違う色が露出してきたという経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。

これは、ニッケルなどを下地としてその上にピンクゴールドのメッキ加工がされていると起こるものです。

これも経年劣化によって起こり得るため防ぐのは難しいですが、優れたブランドが加工した場合はそもそもメッキが剥がれることはほとんどありません。

ただし、思い入れがあるアクセサリーだからどうにか直したいといった場合には、購入店舗や修理専門店へ依頼してみましょう。

経年劣化で酸化が起こると変色する

金属が酸化するというのは聞いたことがある方が多いのではないでしょうか。

銀や銅、パラジウムなどの割金は空気中の酸素や人の手指の油分などと化学反応を起こし、酸化する性質を持っています。

その中でも特に酸化しやすいのが銅です。

銅は空気中の酸素などと化学反応を起こし、酸化すると黄色がかったような茶色に変色してしまいます。

これも経年劣化によって起こる現象で防ぎようはないですが、近年の加工技術の発達で金属の酸化防止加工はかなり高い効果があるので、丁寧に扱っていれば変色することは少ないでしょう。

ピンクゴールドの経年劣化による変色は避けられないのですね。

そうなんです。でも変色を防ぐための対策法を知っておけば変色を遅らせることはできますよ。ではピンクゴールドの変色を遅らせる方法についてみていきましょう。

ピンクゴールドの変色を遅らせる方法

ピンクゴールドは金のように永久に同じ色を維持することはできませんが、普段の扱い方に気を配り、しっかりと対策しておけば変色を遅らせることはできます。

ピンクゴールドの変色を遅らせる方法として3つのことが挙げられます。

水分に触れないようにする

旅行などで温泉に行った際に、アクセサリーを外さずに入浴している人をよく見かけますが、こういった行為はピンクゴールドの変色を早めてしまいます。

水には酸素が含まれていますし、特に温泉の水は硫黄が入っているので、アクセサリーが化学反応を起こし酸化しやすくなるのです。

そのため入浴の際は必ず外し、指輪や腕輪などは手洗い時にも外した方が望ましいです。

夏場は使用後のケアを入念に

ピンクゴールドの変色は、人の汗などによっても促進してしまいます。

特に夏場は汗をかきやすいため、アクセサリーの酸化が起こりやすくなります。

そのため、ピングゴールドの使用後は柔らかい布で汗や汚れを拭き取ることが大切で、特に夏場は入念にケアを行うとといいでしょう。

アクセサリーケースに収納する

アクセサリーをつけないという時は専用のアクセサリーケースに保管しておくのがおすすめです。

これは、ケースに入れずに保管していると常に空気にさらされた状態になり酸化を早めてしまうからです。

また、他のアクセサリーと一緒に置いていると、アクセサリー同士が重なってキズがつくことがあるので、他のアクセサリーと分けて保管することも大切です。

そのため、収納スペースの分けられたアクセサリーケースを持っておくといいでしょう。

日常生活の中で気をつけて使用していれば経年劣化は遅らせられるのですね。

はい。少々面倒かもしれませんが、これらの点に気をつけて使用すれば長い間購入した時の色合いを保てますよ。

ピンクゴールドの色が変色してしまった時はどうする?

ピンクゴールドの色が変色してしまった場合には、できるだけ専門の業者に依頼するのをおすすめしますが、ここでは応急処置程度の簡単な対処法を紹介します。

①中性洗剤を使う

まず、ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、ピンクゴールドのアクセサリーを先程作ったぬるま湯に7〜8分程度つけておきます。

最後に柔らかい布で拭き取れば完了です。

この処理である程度の汚れは落ち、色は元の状態に戻ることが多いですが、それでも治らない場合は専門の業者にメンテナンスをお願いしましょう。

これは、ピンクゴールドの酸化が原因で汚れている場合に効果的な方法です。

ただし、エメラルドなど宝石の中には中性洗剤を使うと色が落ちてしまうものがあるので、宝石がついているアクセサリーを洗う際には気をつけましょう。

②専門の業者に修理を依頼する

変色してしまった時の対処として1番無難なのが専門の業者に依頼することです。

お金はかかりますが、新品に近い状態まで戻してくれることが多いため、非常におすすめできます。

知識を持たずに自分の判断で磨いたりしてしまうと逆にキズをつけたり、キズが深くなって取り返しがつかなくなってしまうことになりかねないのでやめておきましょう。

費用面が心配という方が多いと思いますが、最近の修理業者は3000円前後でメンテナンスしてくれることが多くなっています。

購入した時の価格を考えれば、安く感じるはずですし、新品同様の状態で返ってくることを考えると圧倒的に利点が多いです。

ピンクゴールドの色が変色してしまったら修理業者に依頼した方が得ですね。

そうですよね。自分で処理するよりも安全性は高いし、時間も取られないし利点だらけですよ。

ピンクゴールドは相性が悪いと金属アレルギーが起こるってほんと?

今までアクセサリーでアレルギーを起こしたことがなかったのにピンクゴールドで金属アレルギーを起こしたという声はちらほら聞こえます。

ピンクゴールドは金、銀、銅、パラジウムが素材として使われていますが、その中でも特に銅とパラジウムはアレルギーを起こしやすいと言われています。

アレルギーの症状としては、「かぶれ」「しっしん」「かゆみ」「熱感」「痛み」などが挙げられます。

ピアスの場合はアレルギー症状が全身に広がることもあるため、他のアクセサリーよりも注意が必要です。

また、元々はアレルギーが無かったのに急に症状が出ることもあります。

そのような場合は思い切って買取業者へ売ってしまうのも一つの手です。

人気の宝石のため、状態次第では高額買取が期待できるかもしれません。

金属アレルギーの有無を調べるにはどうすればいいですか?

パッチテストを受けることで自分の金属アレルギーを検査することができます。自分がどの金属でアレルギーを起こすか知っておきましょう。

まとめ

今回はピンクゴールドについて深掘りし、素材や変色、アレルギーについて紹介しました。

ピンクゴールドは銅が多く含まれているため経年劣化による変色は避けられません。

そのためメンテナンスを継続的に行うことが重要となります。

最近は若い女性の間で人気が高まりつつありますが、金属アレルギーを起こしたという声も少なからずあるので、買う前には自身のアレルギーを確認してからピンクゴールドアクセサリーを買うようにしましょう。

この記事のまとめ
  • ピンクゴールドはキズや変形に対する耐久性は高いが、変色しやすい
  • 経年変化や水分の影響で変色が早まる
  • 入浴時はピンクゴールドを身に着けない
  • 汗をかく夏場はメンテナンスをこまめにする

なるべく水分に触れさせないように気を付けます。

日頃から手入れをする意識が大切です。やわらかい布でサッと拭くだけでも効果がありますよ。

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この記事を書いた人

安井 理のアバター 安井 理 リユースライター

慶應義塾大学 文学部 人間関係学科卒。1999年より神奈川を中心に学習塾・結婚相談所・リユース専門店などを経営。特にリユース専門店は県内30店舗まで展開した後、戦略的バイアウト。以降は越境ECや業界特化型のライター・コラムニスト・アドバイザーとして活躍。

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