廃盤のルイヴィトンでも大人気!価値の高い理由とモデルを解説!

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使わなくなった古いルイヴィトンのバッグは捨てるしかないのでしょうか?

ルイヴィトンは人気ブランドのため、廃盤のモデルであっても買い取ってもらえる場合がありますよ。

そうなんですね!どれくらいで買い取ってもらえるものなのでしょうか?

実際の取引価格や査定ポイントについて解説するので、お持ちのバッグを確認してみましょう!

目次

ルイヴィトンの廃盤でも価値がある?

一般的に廃盤と聞くと、古くて価値の低いものと思われることが多いのでしょうか?

しかし、ルイヴィトンには今でも高い価値がある廃盤も多く存在しています。

廃盤が人気になっているのは、他の人と持ち物がかぶらない、レトロな雰囲気がかわいいなどの理由から、若者を中心にヴィンテージアイテムの需要が高まっているためです。

状態の良いものや希少性の高いものであれば、「当時購入した価格よりも高く売れる!」なんてこともあるかもしれません。

ルイヴィトンは歴史も長そうですし、廃盤になった商品も多そうですね。

以下にルイヴィトンの廃盤リストをライン・デザインごとにまとめているので一度みてみましょう。

ルイヴィトンの廃盤リスト(ライン)

ルイヴィトンは、バッグや財布、アパレルなど、幅広い商品を展開しています。

中でも、ライン(デザイン・素材)に名前がついているのはご存知でしょうか。

実は、廃盤となったラインは一覧にすると100種類以上もあるのです。

すべては紹介しきれないので、代表的なものをいくつかご紹介します。

アンティグア(2006年発表)

アンティグアはルイヴィトンで初めて、オールキャンバス地でつくられたトートバッグです。

「アンティグア」の由来は、カリブ海のヨットレースが盛んな島の名前です。

ルージュ、ベージュ、エクリュ、ローズ、ブラン、ブルーの6色が展開されました。

スハリ(2003年発表)

スハリは、レザーの中で軽いという特徴のあるヤギ革を使用したラインです。

金色の金具がさらに高級感を演出しています。

カラーは、ノワール、ブロン、ヴェローヌ、ブルー、スィエンヌ、ジェラニウム、オール、アルジャン、タナミの9色です。

また、バッグだけでなく財布やコインケースなどのアイテムも展開されていました。

モノグラムミニ系(2000年発表)

現在でも人気な、モノグラムのモチーフがコットンキャンバスに小さめにあしらわれているのが、モノグラムミニです。

モノグラムミニは、2000年に限定品としてブルーのみ発売されましたが、人気とともにカラー・アイテムも増えていきました。

モノグラムミニの派生デザインには、以下のようなものがあげられます。

モノグラムミニの派生デザイン
  • モノグラムミニグラセ(2001年発表)
  • モノグラムミニイニシャル(2005年発表)
  • モノグラムミニラン(2006年発表)

コラボレーション系

ルイヴィトンでは、デザイナーさんとのコラボレーションラインも多数展開しています。

特に、村上隆氏とのコラボレーション品は長年に渡り発表されており、愛され続けていることがわかります。

村上隆氏とのコラボレーション品
  • モノグラムマルチカラー(2003年発表)
  • モノグラム・パンダ(2003年発表)
  • モノグラムチェリーブロッサム(2004年発表)
  • モノグラム・チェリー(2004年発表)
  • 村上隆・MOCA限定コレクション(2007年発表)
  • モノグラモフラージュ(2008年発表)
  • COSMIC BLOSSOM(2010年発表)

2003年発売のモノグラム・パンダは「プティパンダ」と名づけられたパンダがあしらわれたデザインです。

発売当初から入手が難しく、今もなおプレミアがつくアイテムも多く存在します。

また2007年発売の村上隆・MOCA限定コレクションはMOCAで行われた個展「エキシビションMURAKAMI」で限定販売されていたアイテムのため、希少性が非常に高いとされています。

さまざまな廃盤の商品があるんですね。

そうなんです。廃盤のデザインもあるので次で紹介します。

ルイヴィトンの廃盤リスト(デザイン)

今でも生産が続いているラインであっても、バッグのデザイン(形)が廃盤になってしまっているものもあります。

アマゾン

アマゾンは、斜めがけのミニショルダーバッグで、40年も愛され続けたロングセラーアイテムです。

この型のバッグはコレクションによって再登場することはありますが、当時のモノグラムラインでの販売はありません。

使い勝手の良い大きさとラインであったため、今もなお人気のアイテムです。

エリプス

エリプスとは楕円形という意味で、その名前の通り丸みのあるフォルムがかわいらしいバッグです。

ダブルファスナーであるため荷物の出し入れがしやすく、収納力が高いのも特徴です。

現在は廃版となっていますが、エリプスPM、エリプスショッピングなど多くのバーションが発売されていました。

こちらも廃版から時間は経っていますが今も人気があり、コンディションの良い中古も入手が難しくなっていますので、保存状態が良い製品に関しては当時の販売価格より高額で販売されていることもあります。

モンスリ

モンスリは、ルイヴィトンの中では珍しいリュックサック型のデザインです。

モンスリ、モンスリMM、ミニモンスリとサイズ展開も豊富で、どのタイプにもフロント部分にマチつきのファスナーポケットがついていることが特徴の一つです。

現在はモンスリPMという名前で、モンスリと同様の形で作り変えられたデザインが販売されています。

定番のデザインとして昔から人気が高く、柄も定番のモノグラムに加えてエピやダミエなどが展開されています。

ナイル

ナイルは、四角いフォルムで大容量のショルダーバッグです。

「ナイル」の由来は河川の名前であり、アマゾンと同時期に作られたモデルです。

ナイルはアマゾン2つ分くらいの大きさがあり、特に男性から人気のある商品で、コラボコレクションなどで復刻しているモデルもあります。

人気のあるラインやデザインの商品も廃版になっているものは多いんですね。

そうなんですよ。廃盤になった人気の商品を買いたい人が多くいるので、高額で取引されている商品も多いんですよ。

実際に高額で取引される廃盤の商品はどんなもの?

廃盤になった商品について紹介してきましたが、現在も高額で取引されているのでしょうか?

実際に、中古市場でよく取引されていて高い価値のついているものを紹介していきます。

また、実際の取引価格についても紹介していくので、バッグを売りたいと考えている方は参考にしてみてください。

モノグラム テュレンPM

ラインはモノグラムで、肩掛けや手持ちで利用できるバッグです。

廃盤モデルであるため、中古の市場でも高値で取引されています。

定価は177,120円ですが、状態の良いものは定価を超える20万円程度で販売されています。

アイラブ・モノグラム サック・レトロ GM

画像出典:https://amorevintagejapan.com/products/04266

ラインはアイラブ・モノグラムで、大容量の手持ちバックです。

村上隆氏とのコラボレーションアイテムで、カラフルな色彩で現在も人気のあるデザインです。

中古品でも状態の良いものは20万円から30万円程度で取引されています。

モノグラム エリプス

廃盤リストでも紹介したエリプスは、現在でも根強い人気があるモデルです。

楕円形のデザインが特徴的であり、中でも王道であるモノグラムのラインが人気を集めています。

中古価格では、7万円から17万円程度で取引されています。

モノグラム モンスリ

こちらも廃盤リストで紹介したモンスリというデザインです。

珍しいリュックサック型のモデルで、モンスリ、モンスリMM、ミニモンスリなど、豊富なサイズ展開も人気の理由です。

王道であるモノグラムは流通が多く、中古の市場で現在も需要があります。

中古価格では、10万円から17万円程度で取引されています。

定価よりも高くなっている商品があるなんて、改めてすごいブランドですね…

そうですね。ただし、ルイヴィトンの商品を売る場合には、いくつかの点に気を付ける必要があります。

ルイヴィトンを買い取ってもらう際の査定ポイント

ここまで廃盤となったラインやデザインについて紹介してきましたが、

「自分の持っているバッグは状態が良くないし、これで売れるのかな?」という不安を持っている方もいるかと思います。

そこで、ここからは買い取ってもらう際の査定ポイントを紹介していきます。

査定方法がわかっていれば、「売れないと思っていたけど、もしかしたら売れるかもしれない!」ということもあると思いますので、ぜひ確認してみてください。

①革の状態

まず査定の際に重要となるのが革の状態です。

革部分にシミがあったり汚れやひび割れといった不具合がある場合には査定への影響があります。

革には様々な加工の方法があり、ヌメ革などは年が経つと色の変化が起こりやすいものです。

色の変化も革製品の醍醐味ではありますが、買取の場合ではマイナスの評価となる場合が多くあります。

大切に使っていても日光や空気に触れた影響で起こってくる経年変化はあるので、長く使ったものは査定に影響してくる場合が多くあります。

②ショルダーストラップの状態

ショルダーストラップの状態も査定で重要となります。

バッグという性質上、荷物を入れて持ち歩くため、重さから根元がひび割れてしまったり千切れてしまったりすることがあります。

大容量のバッグになればなるほど起こりやすいため、重いものを持ち歩いていたバッグとなると査定額がマイナスになる可能性が高いです。

③金具の状態

バッグについている金具の状態も重要です。

ルイ・ヴィトンのバッグにはイニシャルの金具や、ショルダーストラップの付属部分の金具などがよく使用されています。

この金具は長年使っている場合などでは、色が剥がれていたり傷が入っていたりする場合があります。

多少の傷くらいであれば大きなマイナスとはなりませんが、色が剝げていたり大きな傷があるような場合であれば、査定額が下がってしまいます。

④内部の状態

バックの外観は綺麗な商品でも、内部が汚れている場合があります。

バッグを日常で利用していると、とがったものやペンなどを入れる機会もあり、傷やペンの汚れなどが残っていることも多いです。

このように、汚れや傷などが目立つ場合には、マイナス査定になってしまいます。

さらに、バッグの中のベタつきも買取価格を下げる原因の一つです。

バッグを使わずに放置しておくと湿気で皮が変質してしまい、ベタつきやカビの原因になります。

バッグの内側がベタついていると物を入れることができないため、価値が下がってしまうのです。

お店の人はこんな風に状態を見ているんですね。これを知っていたら自分の持っている物が売れるかわかりそうですね。

そうですね。ただ、自分ではなかなか判断できないこともあると思うので、わからない場合はお店などに持っていくのが確実だと思いますよ。

まとめ

今回の記事ではルイヴィトンの廃盤について解説しました。

廃盤のモデルの中には現在でも人気の商品が多数あり、当時販売されていた定価よりも高価で取引されている場合もあります。

もし使わなくなって物置にしまったままになっているルイヴィトンのバッグなどがあれば、この機会に一度専門の業者に見てもらってはいかがでしょうか?

この記事のまとめ
  • ルイヴィトンの商品は、廃盤となったラインやデザインが多数存在する
  • 廃盤となったラインやデザインは現在でも人気のあるものが多く、定価よりも高値で取引されることもある
  • コラボ商品は、高額で取引される場合も多い
  • 買取査定では、革、ストラップ、金具、内部などの状態が見られる

今日はルイヴィトンの廃盤となった商品の価値について教えてくださりありがとうございました。

いえいえ。ルイヴィトンの廃盤となったラインやデザインは、人気があって高値で取引されている場合もあります。使っていないルイヴィトンの商品を持っている方は、今回の解説を頭に入れておきましょう。

はい!ありがとうございます。

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この記事を書いた人

安井 理のアバター 安井 理 リユースライター

慶應義塾大学 文学部 人間関係学科卒。1999年より神奈川を中心に学習塾・結婚相談所・リユース専門店などを経営。特にリユース専門店は県内30店舗まで展開した後、戦略的バイアウト。以降は越境ECや業界特化型のライター・コラムニスト・アドバイザーとして活躍。

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