ID | 投稿日 | 内容 |
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104 | 2025-01-30 11:43:35 | 1月30日の早朝にFOMCが行われ、アメリカの政策金利の据え置きが決まりました。 金価格は発表直前まで利益確定売りに押されていましたが、発表後はアメリカの政策金利の据え置きが決まったことで、10年債利回りが低下し金価格は反発。ただしこれまでの下落をカバーするほどの勢いはありません。 2月7日の米雇用統計発表まで、金相場に大きな影響を与える可能性がある経済指標の発表がなく、方向感のない展開が続きそうです。 ただ1月31日22時30分発表の12月の米個人所得や個人消費支出、2月3日の製造業PMIとISM製造業指数、2月5日のサービス部門PMIとISM非製造指数は発表直後、金価格が大きく動く可能性があるため注意してください。 |
103 | 2025-01-29 12:29:33 | 1月27日は金価格が下落しましたが、方向感のない値動きとなっていることから押し目買いが入り、28日は反発しています。 トランプ大統領の関税政策に対する不透明感から、ゆるやかに金価格は上昇に向かっていますが、まずは1月30日の早朝4時に発表される米政策金利に注目しましょう。 近年の金価格は米株価に連動していると言われています。 これはロシアのウクライナ侵攻でアメリカがロシアに経済制裁を加えたことから、一部の国が無国籍通貨としての金の保有高を増やしたことがきっかけとなり、個人投資家にも金投資の認知度が広がったためです。 個人のポートフォリオで株価が成長すれば必然的に金価格の比率が縮小することから、ポートフォリオの比率を維持するために金を買い足すという動きが見られます。 こうした動きも、近年の金価格の底堅さの一因と言えるかもしれません。 |
102 | 2025-01-28 12:57:21 | 金価格は数日間1万5,000円を超える高値圏にありましたが、下落しています。さまざまな要因が考えられますが、FOMCの発表を前に、大きな価格変動を嫌気した利益確定の売りに押されたものと推測できます。 ただし直近の米国の経済指標を見る限り大きなサプライズ要因はありません。今回のFOMCは政策金利が据え置きとなる公算が高いと思われます。 アメリカの利下げが進めば、一般的に利息がつかない金の需要が相対的に高まるため金価格は上昇傾向となります。しかし最近発表される経済指標は強弱入り混じる内容であることが多く、利下げ期待が遠のいているため、当面は1万5,000円台前後を行ったり来たりする展開が続くでしょう。 |
101 | 2025-01-27 17:34:02 | 1月24日の深夜、S&Pグローバルが1月の米PMI(総合購買担当者景気指数)を発表しました。 速報値は52.4と前月の55.4から低下、昨年4月以来、9ヶ月ぶりの低い水準となっています。 製造業PMIは50.1と前月の49.4から上昇、市場予想の49.7も上回りました。 トランプ大統領の規制緩和、減税、保護主義政策から、拡大するとの見方が優勢になっているようです。 一方サービス業PMIは52.8と、前月の56.8、市場予想の56.5を大きく下回りました。製造業、サービス業いずれも好不調の分かれ目となる50を上回りましたが、市場はサービス業の落ち込みを警戒し、やや円高に反応しています。 ただし金価格への影響はほとんどありません。特に売り買いの材料がないことから、1万5,000円台近辺を推移しています。 今週の目玉は1月29日の深夜に行われるFOMC政策金利発表ですが、今回は特に変動する予想は出ていません。経済指標も大きなサプライズがなかったことから、このまま据え置きになるでしょう。 |
100 | 2025-01-25 13:46:56 | 日銀は1月24日に行われた金融政策決定会合で、追加の利上げを行い、政策金利をこれまでの0.25%から16年ぶりの水準となる0.5%に引き上げることを決めました。 政策金利が上昇すると債券や預金など利回りが上昇し、インカムゲインがない金の魅力が相対的に下落することから、金価格は下落する傾向があります。 ただ日本の金融政策はアメリカほど大きな影響をもたらさないことから、大きな下落とはならないでしょう。 ただし日銀の植田和男総裁は、経済・物価の見通しが実現する確度が高まれば、引き続き金利を引き上げ、金融緩和度合いを調整すると述べています。今後も条件が整えば、利上げに踏み切ると明言しているため、引き続き日本の物価動向を見ていく必要があります。 |
99 | 2025-01-24 11:20:55 | 金価格は上昇が続いていたため、一旦市場に様子見ムードが広がりました。そのため若干金価格は低下していますが、地政学リスクやトランプリスクに備えて金を確保しておこうという動きもあり、大幅な下落にはなっていません。 1月24日の午後に植田和男日銀総裁が記者会見をし、金融政策の決定内容を説明します。 本日朝に発表された2024年12月の消費者物価指数は、前年同月比で3.0%上昇しました。 上昇率が3.0%台の水準となるのは1年4か月ぶりであることから、日銀が政策金利を0.5%に上げる確率はさらに高まったと言えるでしょう。 ただし物価上昇は政府の電気・ガス代補助の打ち切りが影響しており、現在の物価上昇を植田総裁がどのようにとらえているか、会見に注目しましょう。 |
98 | 2025-01-23 09:09:21 | トランプ大統領就任後、一旦リスク回避の金買いによる価格上昇は一旦収束し、金価格は比較的安定しています。 主だった経済指標の発表もなかったことから、金価格は特別な要素が加わらない限り、1月24日の日銀金融政策決定会合まで安定すると考えられます。 24日の会合では、高い確率で0.5%の利上げが予想されています。すでに為替レートも156円台とやや円高で推移しているなど、市場は利上げを織り込み済です。 逆に今回は、利上げを見送った場合がサプライズと言えるかもしれません。 今後、日銀がインフレや日本の金利についてどのような考えを持っているのか?利上げだけでなく、日銀植田和男総裁の会見にも注目しましょう。 |
97 | 2025-01-22 12:55:50 | 2025年1月20日に第二次トランプ政権がついに誕生。大統領選に勝利後から、さまざまな政策転換を行うと明言し、就任初日から大統領令を連発していたことから市場は今後の市場は不透明と判断し、リスク回避の金買いに動きました。 リスク回避マネーは米10年債にも流入し、米10年債が買われたことで利回りが低下。金価格の上昇に拍車をかけています。 トランプ大統領が打ち出す個別の政策ではなく、何をするか分からないという漠然としたリスクに反応しているため、一旦収束する可能性が高いでしょう。 ただしそれ以降は、トランプ大統領が表明する個別の施策に対する市場の反応を慎重に見極める必要があります。特に関税については注視が必要です。インフレの再燃からFRBが再度利上げを行い、米10年債利回り上昇し、金価格が下落トレンドに転換するというシナリオもゼロではありません。 |
96 | 2025-01-21 07:28:08 | 1月20日はキング牧師の生誕祭のため、金相場を始めとした多くの市場に影響を与える米国市場は休場となっています。 日本時間の21日未明、首都ワシントンの連邦議会議事堂の広間で、アメリカのトランプ大統領の就任式が行われました。 同氏は具体的な政策についても明らかにし、不法移民対策を速やかに取り組むこと、地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」から離脱すること、化石燃料を増産することなど、これまでの政策を方向転換する内容を次々と打ち出しています。 さらに200本以上の大統領令に署名すると宣言しました。大統領令とは、アメリカの大統領が軍を含む連邦政府機関に対して独断で出すことができる命令や権限のことです。 不透明感が強まっており、トランプ大統領の政策に、市場がどのように反応するのかが予想しにくい状況となっています。当面は大きな変動が続くかもしれません。 |
95 | 2025-01-18 10:19:48 | 1月23日~24日に日銀が開く金融政策決定会合で、政策を決める9人の政策委員の過半が追加利上げを支持するとの見通しが明らかになりました。追加利上げが決まれば、政策金利は0.5%となります。 最終判断は20日に就任するトランプ大統領の発信や、国内外の市場の反応などを見極めてからになりますが、すでに日銀の追加利上げを織り込み始めており、一旦金価格は下落基調となっていました。 しかし17日の22時30分に発表された住宅関連の経済指標が予想を上回る結果であったことから、一時は4.6%を割り込んでいた米10年債利回りは再度4.62%台まで戻しており、 結果的に金価格はやや下落しています。 週明けはトランプ大統領の政策と、日銀の金融政策決定会合の動向に要注意です。 |
94 | 2025-01-16 11:21:36 | 1月15日22時30分に、2024年12月の米消費者物価指数(CPI)が発表されました。結果は前年比で+2.9%と市場予想通りでしたが、前回の発表2.7%よりも伸びは加速しています。 また前月比は+0.4%と市場予想の+0.3%、前回発表の+0.3%を上回りました。 これだけを見ると、アメリカのインフレがさらに加速しているとの観測が高まりそうですが、今回市場は変動が激しい食品とエネルギーを除いたコア指数を注目したようです。 コア指数の前年比は+3.2%と11月の+3.3%、市場予想の+3.3%を下回りました。CPI発表直後に金価格は一旦下落したものの、コア指数が前年比と市場予想を下回ったことで米10年債利回りが低下し、金価格は再び回復しています。 その他イスラエルとガザが停戦で合意、米金融機関が相次いで好業績を発表など、やや金価格にとって下押し圧力となる情報が相次いでいます。 |
93 | 2025-01-15 10:28:58 | 14日の22時30に発表されたアメリカの12月度生産者物価指数(PPI)は、前月比で+0.2%で、市場予想の+0.3%、および前月の伸び率+0.4%を下回りました。内訳をみると、エネルギーが+3.5%、食品が▲0.1%、サービス価格が横ばい、食品とエネルギーを除いたコア指数も横ばいで、市場予想の+0.3%を下回りました。 PPIの発表直後、一旦金価格は下落しましたが、市場の弱気な発表を受けて追加利下げを意識した買いが入ったため反発し、結果的に前日比で上昇しています。 また14日、1月の日銀金融政策決定会合直前という異例のタイミングで氷見野良三副総裁の会見が行われました。 同氏は会見の中で、利上げの判断で重視する賃上げについて、「2024年に続き強い結果を期待できる」と述べ、追加利上げに向けた地ならしを行ったと考えられています。 日銀が追加利上げをすれば、やや金価格の下押し圧力となるでしょう。 |
92 | 2025-01-14 11:01:06 | 先週末の米雇用統計の発表内容から、金価格の下押し圧力となる米10年債利回りの上昇が続いています。 一時は2023年11月以降、1年2ヶ月ぶりの水準となる、4.8%に到達。現在のところ4.7%台後半で推移していますが、以前高い水準であることに変わりはありません。 本日は14時から、日銀の氷見野副総裁の会見が行われますが、1月23日と24日の日銀の金融政策決定会合の発表内容のヒントにもなるのではないかと注目を集めています。 2024年12月の会合では、日銀は政策金利の引き上げを見送りました。1月は利上げを予測する声と現状維持が半々といったところですが、引き延ばし過ぎると米国との金利差が拡大して資金が流出してしまう、円安による物価高に歯止めがかからなくなるといった指摘もあります。 日銀が金利引き上げに踏み切れば、金利のない金相場は下落する可能性があります。しかしアメリカの金利の変動の影響に比べれば軽微でしょう。 |
91 | 2025-01-13 09:33:32 | 米労務省は1月10日に雇用統計を発表。 非農業部門の雇用者数は前月から25万人増加となり、市場予想の16万人を大幅に上回りました。 失業率は4.1%と市場予想を下回っています。また平均時給の前月比は0.3%と市場予想通り、前年同月比は0.3%と市場予想通りでした。 この発表により、2025年度にアメリカが追加利下げに踏み切る可能性は低いと市場が判断し、米10年債利回りは大幅に上昇。k雇用統計発表以降、4.8%に近い水準を維持しています。 それに伴い金価格も大きく下落しましたが、押し目買いに反応する投資家も多く、大きな値下がりには今のところ至っていません。 連休明けの日本市場は米国市場の下落を受け継ぐ可能性が高いと考えられますが、過度に動揺する必要はないと考えます。 |
90 | 2025-01-10 12:32:59 | 年始からアメリカの雇用や経済の底堅さを示す発表が相次ぎましたが、金価格は一旦下落しても底値を拾う動きがあり、大幅な下落には至っていません。 それどころかじりじりと価格が上昇している状況です。1月10日の夜に発表される雇用統計までは材料もないことから、市場は様子見ムードと言えるでしょう。 今後の値動きは、12月の雇用統計の発表内容次第となります。 雇用統計の前月の内容と市場予想を確認しておきましょう。 12月の非農業部門雇用者数は前月が22.7万人、市場予想は16万人。失業率は前月と市場予想いずれも4.2%。平均時給(前月比)は0.4%、市場予想は0.3%。平均時給(前年同月比)は前月と市場予想いずれも4.0%となっています。 市場の注目は失業率と平均時給(前月比)です。失業率が市場予想よりも低く、平均時給(前月比)が市場予想よりも高い数値を示すと、金価格は一時的に下落に向かうでしょう。 |
89 | 2025-01-09 10:20:26 | アメリカの雇用サービス会社ADPが発表した2024年12月の非農業部門の民間雇用者数は全前月比で12万2,000人増加となり、前月の14万6,000人に比べて鈍化。市場予想の14万人を下回りました。 また賃金上昇率が4.6%と、2021年7月以来の低水準となりました。 一方、労働省が発表した先週1週間の新規失業保険申請者数は20万1,000人で前週と比べて1万人減少となり、悪化すると予想していた市場予想21万8,000人を下回っています。 雇用に関する経済指標について、良い結果と悪い結果が続けて発表されたことで金価格は強弱入り混じる展開となっていますが、ADP雇用統計の結果のほうが強く作用し、上昇傾向で推移しています。 トランプ大統領が関税に言及する発言が増えています。関税はアメリカのインフレ再燃を招き、金価格の下落圧力になる米10年債利回り上昇につながるため、注視してください。 |
88 | 2025-01-08 11:16:35 | 金価格は下落傾向が続いていたことから、底値を買う動きがあり3営業日ぶりに上昇となりました。 アメリカのサービス業の景況感を示す2024年12月ISM非製造業景気指数は、54.1で前月から2ポイント上昇、市場予想の53.3を上回りました。 項目別では事業活動が58.2で前月比で4.5ポイント上昇、新規受注が54.2で同0.5ポイント上昇した他、物価を示す支払価格は64.4と同6.2ポイント上昇して2023年2月以来の高い水準となっています。 また2024年11月度米雇用動向調査が809万8,000人と前月比で25万9,000人増、市場予想の770万人を大きく上回りました。 アメリカの強い経済指標が相次いだことで、買いペースは鈍化。深夜以降は一転して下落する展開となっています。 |
87 | 2025-01-07 10:43:05 | 米金融・債券市場では、米10年債の利回りが昨年5月以来となる4.6%台に上昇。 トランプ次期大統領の就任が近づくにつれ、輸入品の関税引き上げや、メキシコからの移民制限などの政策が物価上昇要因となり、政策金利引き下げペースを鈍化させるとの見方が強まっています。 米10年債利回りが上昇すると、金利がない金の価格の魅力が相対的に低下するため、価格の下落につながります。 金価格は下落から始まっていますが、市場の注目は1月10日の雇用統計の発表に集まっており、それまでは様子見ムードといった展開が続きそうです。 その他1月の特に大きな経済イベントは、1月15日の米消費者物価指数、1月20日にトランプ大統領就任式、1月24日日銀金融政策決定会合、1月28~29日にFOMCがあります。大きなトレンド転換になる可能性もあるため、確認しておきましょう。 |
86 | 2025-01-06 10:14:18 | アメリカのISM(サプライマネジメント協会)が1月3日に発表した米製造業景況感洲数は49.3と前月から0.9ポイント上昇し、24年3月以来およそ9ヶ月ぶりの高水準となりました。 企業の支払うコストを示す価格指数は52.5と2.2ポイント上昇して、アメリカの政策金利引き下げ期待が後退する内容ですが、雇用に関する指数が45.3と2.8ポイント低下しており、金価格に与える影響は限定的でした。 1月7日の夜にはISM非製造業指数の発表があるため、その内容からサービス業などの動向も見ておく必要があります。 1月20日にトランプ大統領が就任すると、当面の間さまざまな経済政策を打ってくるため、円安ドル高傾向になると考えられます。 米10年債利回りはすでにトランプが大統領に就任するリスク、いわゆるトランプリスクの大部分を織り込んでいるため、純粋に金価格の上昇圧力に向かうでしょう。 |
85 | 2025-01-03 10:29:04 | 1月2日の22:30に発表された前週分の米新規失業保険申請件数は21.1万件と、市場予想22.2万件と前回発表の改定値22.0万件を下回りました。 この数値が予想や前期よりも少ないということは、失業保険申請が思ったより少なく、市場の旺盛な労働需要を表しています。 一方、失業保険継続受給者数は市場予想189万人、前回発表の改定値191万人を下回る184.4万人でした。 この数値が予想や前期より下回っているということは、失業者が次の仕事を見つけるまでの期間が短くなっているということを表しています。 いずれも雇用環境が堅調、あるいは人手不足を示す内容であったことから、金価格の上昇圧力になります。 ただアップル社が中国での新型スマートフォンを値下げすると発表したことで投資家心理が冷え込み、結果的に市場に大きな変動はありませんでした。 しかし1月1日の朝、トランプ次期大統領の一族が経営するホテルの玄関前でテスラ社が爆発炎上する起こったことで、リスク回避から金は若干、買いが優勢となっています。 |
84 | 2024-12-31 10:08:09 | 2024年度の金価格は年間で過去最大級の伸び率になるとの見方があります。 金価格の重しとなる米10年債利回りが高い水準にあるにもかかわらず、高い水準を維持している背景には、米国の金融緩和や絶え間ない地政学リスク、中央銀行による購入などがあります。 2025年度は回数が減る可能性が高いとはいえ、FRBの緩和(利下げ)方針は継続するため、引き続き金価格が上昇トレンドを示す可能性が高いでしょう。 ただしトランプ次期大統領の政策次第と言える面もあります。トランプ大統領がメキシコの移民対策に早期にとりかかると人手不足からインフレが再燃。FRBの緩和スタンスに冷や水をかける事態に発展する可能性もあります。 緩やかな上昇トレンドに向かいながらも、2025年の序盤はトランプ大統領の政策や発言に市場が翻弄される展開が続きそうです. |
83 | 2024-12-30 11:07:20 | 前週末のニューヨーク市場の下落を受け、金を含み貴金属は軒並み下落となりました。 これまでウクライナ経由でEU(欧州連合)にロシア産天然ガスを供給していましたが、ロシアのプーチン大統領は、12月26日の記者会見でガス供給維持の見通しに否定的な見解を示したことで、天然ガス価格が上昇。 欧州のインフレ圧力となりECB(欧州中央銀行)の利下げ余地が狭まるとの見方が強まったことがニューヨーク市場のポジション調整の売りを誘い、金価格にも影響。10年債利回りの上昇や、ポジション調整の売りも圧迫要因となり、金価格は下落基調となっています。 2025年1月の日銀の金融政策決定会合はトランプ大統領の就任直後であること、また米日程がFOMCの直前で、FOMCの動向を確認できないことから、政策金利を動かすことはできないでしょう。 したがって米10年債利回りが高い水準で推移する可能性が高く、金価格の重しとなりそうです。 |
82 | 2024-12-27 10:39:31 | 12月18日に開催されたFOMC後、FRBが予想以上に利下げに慎重な「タカ派」姿勢を示したことで米10年債利回りが上昇。26日の深夜は一時4.6%を超え、およそ7ヶ月ぶりの高水準となり、金価格の下押し圧力となっていました。 しかし12月27日22時30に発表された、新規失業保険申請件数が市場予想22.3万人のところ21.9万人と下回ったこと。失業保険継続受給者数が市場予想188万人のところ191万人と増加していることなど、労働市場の堅調さを示す経済指標の発表がありましたが、利回り低下により、金価格が買い優勢でスタートしています。 年末年始は市場参加者が少なく、流動性が低くなることから値動きが荒くなる可能性があります。昨日はJALがサイバー攻撃を受け、年末の繁忙期を狙い意図的にサイバー攻撃をして株価の下落を誘ったのではないか?との見方もあります。流動性が低い時期を狙ったサイバー攻撃もあるかもしれません。長期保有の方は一喜一憂をする必要はありませんが、年末年始の市場の特徴は押さえておきましょう。 |
81 | 2024-12-20 10:36:31 | 12月20日の金価格は上昇からスタートしています。昨日の大幅下落の底値を拾う動きがあったと考えられます。 しかし19日に発表されたアメリカの第3四半期(7月―9月)の実質GDP(国内総生産)確定値は、前期と比べて3.1%増加となり、改定値の2.8%増加から上方修正されました。 GDPの7割を占める個人消費は改定値3.5%から3.7%の増加に、設備投資は改定値3.8%から4.0%にそれぞれ引き上げられました。 アメリカの強い経済指標の発表をうけ、米10年債利回りは一時4.594%と5月下旬以来の高水準を付け、金価格の上昇を抑え込む結果となっています。 今年の秋ごろにはやや弱い経済指標もあったのですが、ここにきてアメリカの強い経済指標の発表が相次いでいます。当面金価格の上値が重い展開が続くでしょう。 |
80 | 2024-12-19 10:42:35 | 19日早朝、FOMC(米連邦公開市場委員会)にて、米政策金利を0.25ポイント引き下げると発表しました。 引き下げは3会合連続となります。 注目されていた来年の利下げ回数の予想が、従来の4回から2回に減少。市場の想像以上に発表内容がタカ派(金融引き締めを支持する意見、あるいは支持する人のことを指す)であったことから、米10年債利回りは4.5%を超える水準まで急上昇しています。 米10年債利回りの上昇を受け、金相場は大きく下落しました。本年度中は大きな経済指標の発表がないため、今年一杯、金価格の上値は重い展開になりそうです。 ただFRBはインフレを抑制する方針は継続しています。想定以上に時間はかかる可能性が出てきましたが、長い目でみれば上昇余地があるということです。下落したタイミングで底値をひろってみても良いのではないでしょうか? |
79 | 2024-12-18 09:23:50 | 18日の夜(19日早朝4:00)のアメリカの政策金利発表、19日に日銀の金融政策決定会合の政策金利発表と重要イベントが続くため、大きな値動きを嫌って取引を手控えており、方向感のない展開が続いています。 アメリカの政策金利は0.25%の利下げがほぼ確実ですが、直近の経済指標から、来年以降は利下げペースが鈍化すとの見方が強く、金価格の上値を抑え込む要因となっています。 政策金利発表後にパウエルFRB議長の定例記者会見が行われますが、FRBが今後の雇用や物価の動向をどう見ているかを注視して聞くと良いでしょう。 内容次第ではトレンド転換が起こる可能性もありますが、中東やロシア・ウクライナ情勢など予断を許さない状況であり、長期的に見れば金価格は上昇トレンドと言えます。 |
78 | 2024-12-16 10:18:30 | 市場ではアメリカのインフレリスクが再燃し、利下げペースが鈍化するとの見方が強まっています。 米10年債利回りは13日、3週間ぶりの高さとなる4.38%を付けています。その影響を受け、16日の金相場も下落から始まりました。ただし底値をひろう動きも起こるため、値下がり幅は限定的になるでしょう。 しかし一部の投資家は、米10年債利回りが4.5%に近づけば、波乱要因になると警告しています。 市場の注目は17日から18日にかけて行われるFOMC(連邦公開市場委員会)に集まっています。0.25%の利下げとなる確率は96%と、ほぼ市場に織り込まれていますが、注目すべきは、その後のパウエル議長のコメントです。 FRBがどの程度インフレを予想するかで、トレンド転換が起こる可能性も考えられます。 |
77 | 2024-12-13 09:55:03 | アメリカの11月の生産者物価指数(PPI)は前月から0.4%上昇。伸びは10月の0.3%から加速し、市場予想の0.2%も上回りました。 モノの価格が10月の0.1%から、11月は0.7%と大きく伸びており、全体を押し上げる結果となっています。 PPIの結果を受けてインフレの長期化が意識され、米10年債利回りが4.3%台まで上昇。債券利回りの上昇は金価格の下押し要因になること、また金価格が11月下旬の高値付近に近づいていることも相まって、利益確定売りに押される展開となっています。 しかし依然として中東やロシア・ウクライナ情勢、台湾情勢と地政学リスクが予断を許さない状況にあり、長期的には安全資産である金価格の買いが旺盛となっているトレンドに変わりはありません。 |
76 | 2024-12-12 09:48:00 | 米労務省は12月11日に11月の米消費者物価指数(CPI)を発表。前年同月比で2.7%の上昇、エネルギーと食品を除くコア指数が3.3%、物価の勢いの瞬間風速を示す前月比では総合指数、コア指数いずれも0.3%上昇し、いずれも市場予想通りとなりました。 今回の発表を受け、12月18日のFOMC(米連邦公開市場委員会)の政策金利発表では、0.25ポイントの利下げとなる公算が高まり、金価格は上昇で反応しています。 今週は特に重要な経済指標の発表がなく、新たな地政学リスクが生じない限り大きな価格変動はない見通しです。 しかし来週はFOMCの他、19日に日銀の政策金利発表、BOE(イングランド銀行)の金利発表など、重要イベントが目白押しです。今年最後の山場となるでしょう。 |
75 | 2024-12-10 10:23:54 | 中国が半年間停止していた金購入を、11月に再開したことを明らかにしました。 中国は外貨準備高が高水準に達しており、FRBの利下げによりドル安人民元高になってしまうと、中国製品の国際競争力が低下してしまいます。そのため中国は外貨準備増加を抑えるために、金の購入を停止していたのです。 市場では今年内の中国の公的金購入は見込めないだろうと予想されていました。 現在のような高値圏で購入を再開したということは、準備資産の分散化と自国通貨下落の対策を重視していることが分かります。 かつて中国の金購入は、金価格を支える一因となっていただけに、再開にともなって金価格のさらなる上昇が期待できます。 ただし次期トランプ大統領は対中強硬路線を明言しており、今後どのような対応をしていくかもしっかり確認しておきましょう。 |
74 | 2024-12-09 10:48:07 | 12月6日に米労務省が発表した11月の米雇用統計は、非農業部門の就業者数が前月から22万7,000人増加。市場予想の20万人を大きく上回りました。 ハリケーンやストライキで落ち込んだ10月から順調に回復している傾向が見られます。 失業率は災害の影響を受けにくい集計方法のため、10月の4.1%とほぼ横ばいの4.2%。 平均時給は前年同月比でプラス4.0%、前月比でプラス0.4%となり、いずれも市場予想を上回りました。 非農業者数では、市場予想を大きく上回ったものの、ハリケーンやストライキの影響からの回復であり、失業率、平均時給はあまり大きなサプライズはなかったため、金価格に大きな影響はなかったようです。 次に市場が注目している経済指標は12月11日の夜に発表される11月米消費者物価指数(CPI)です。発表の直前と直後は大きく価格が動く可能性があるため、注視しておきましょう。 |
73 | 2024-12-06 10:15:08 | 12月6日は、夜に発表される米雇用統計を前に手じまい売りをする投資家が多く、若干の下落となっています。 米雇用統計や米消費者物価指数(CPI)の他、年に8回開催されるFOMCなどの重要指標の発表前後は、一般的に大きな値動きが生じる可能性があることから、それを嫌って投資家は一旦持っている資産を売却する傾向があります。 ただ長期的な視点で投資をしている方は、こうした値動きに一喜一憂せず、金資産の先行きを見通すことが大切です。 11月の雇用統計の予想は、非農業部門雇用者数が20万人増で、過去1年の平均値である18.5万人を大きく上回る予定です。 失業率は4.2%、平均賃金は前月比で0.3%増、前年比で3.9%増となっています。 非農業部門については9月のハリケーンやストライキの影響が解消されたため、大幅な上昇を市場はすでに織り込んでいます。今月は失業率や賃金の動向から、12月の利下げ予想を見極めましょう。 |
72 | 2024-12-05 10:09:21 | 12月4日に発表されたADP雇用統計によると、11月の雇用者数は市場予想15万人に対して14万6,000人の増加となりました。また11月の米ISM非製造業総合指数は、市場予想の55.5、前月の56.0も下回りました。 方向感がないながらも小幅に下げ幅と拡大していましたが、米経済指標の弱い発表を受け、一時的に押し目を買われる展開に。 しかしその後パウエルFRB議長の発言の中で、物価や雇用に対して不安要素の言及がなかったため、市場は12月の利下げがあると判断。 また地区連銀経済報告(ベージュブック)で、経済活動は多くの地区で若干拡大したとの認識を示したこともあり、最終的に金価格はほぼ「いってこい」の結果となりました。 直近の注目は、12月6日に発表される米雇用統計です。ただし韓国やシリアなど、新たな地政学リスクも発生しているため、注意してください。 |
71 | 2024-12-04 10:55:18 | 金価格は売り買いの材料に乏しく、若干値を下げてはいるものの、大きな変動はありません。 ただ12月4日深夜から12月5日の早朝にかけて、ADP雇用統計(15.0万人)、サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)(57.0)、11月ISM非製造業景況指数(総合)(55.5)、パウエルFRB議長発言、米地区連銀経済報告、ラガルドECB総裁発言など、重要指標の発表や要人発言が目白押しです。 経済指標のカッコ内には市場予想を記載させていただきました。 また12月6日には米ドル/円の為替レートに大きな影響を与える、雇用統計の発表があります。 米金利のインフレが意識されれば、再度、インフレに強い資産である金価格に上昇機運が見られるでしょう。 |
70 | 2024-11-29 10:00:28 | 28日はニューヨーク市場がサンクスギビング(感謝祭)の祭日のため、市場参加者が少なく、大きな値動きはありませんでした。 11月29日午前8時30頃に総務省が発表した東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は前年同月比2.2%上昇と、事前予想の2.1%を小幅に上回ったことで円高が進行。 米ドル円は一時1円近く下落したため、短期的には円建ての金価格は上昇する公算が高いでしょう。 ただ米長期のトレンドとしては依然として10年物国債利回りが上昇しているため、米ドルが強く、この相場は長続きするものではないと考えられます。 大きな出来事がない限り、12月2日に発表される11月ISM製造業景況指数発表までは、小幅な値動きが続くでしょう。 |
69 | 2024-11-26 11:36:42 | 連騰を続けていた金価格ですが、11月26日には大幅に下落しました。 今回の下落はさまざまな要因が重なって起こったものと考えられます。 1つ目はイスラエルと隣国レバノンのイスラム教シーア派組織、ヒズボラとの間で停戦合意に向けて閣議が開かれるとの報道があり、市場に安心感が広がったこと。 2つ目にトランプ次期大統領が、カナダとメキシコに25%の輸入関税を課すと警告し、金価格と逆相関にあるドルが上昇したこと。また同氏が人事で米国財務長官に、段階的な貿易制限の導入を提唱しているヘッジファンドマネージャーのスコット・ベセント氏を任命したことも影響していると考えられます。 大きなトレンド転換を迎えたわけではありませんが、金価格を見るときは、トランプ氏の発言や人事にも注目です。 |
68 | 2024-11-25 07:32:35 | 2024年11月18日から金価格の上昇傾向が続いています。金標準先物(12月限月)では、11月22日まで連騰しています。 11月17日、アメリカのバイデン大統領は、ウクライナがアメリカから供給された長距離ミサイルでロシア領内を攻撃することを許可。 ロシアが反撃で核攻撃を行うのではないかという地政学リスクが高まり、金価格が急騰しました。その後ウクライナはロシア領内へのミサイル攻撃を早々に行い、地政学リスクがさらに高まっています。 緊張状態は依然として収束しておらず、ロシアは核の恫喝を続ける可能性が高いでしょう。11月25日以降の相場も、ロシアの反応で金価格が左右される情勢が続くと考えられます。 |
67 | 2024-10-31 09:06:40 | 10月30日(水)の金価格は小幅高となり、今週は月曜から3連騰となりました。国内金標準先物(25年10月限)は13,723円で取引を開始した後は、終日13,700円台を中心とする取引が継続。NY時間開始前に年初来高値を更新し、一時的な反落はありながら、最終的に高値に近い13,788円で取引を終えました。 ドル建ての金価格も上昇し、2日続けて年初来高値を更新しています。30日は米長期金利が上昇したものの、為替市場でドル安が進んでおり、ドル建ての金価格が押し上げられる形となりました。 本日31日は米個人消費支出の発表があります。月末で金融市場の動きが荒れる可能性はあるものの、明日11月1日の米雇用統計発表まで金価格の上昇が続くか注目されます。 |
66 | 2024-10-30 09:14:21 | 10月29日(火)の金価格は上昇し、今週は月曜からの上昇が続きました。国内金標準先物(限月つなぎ)は13,548円で取引を開始した後は、終日ジリ高が継続。年初来高値を更新しました。NY時間後半に高値13,721円に到達し、最終的に13,701円で取引を終えています。 ドル建ての金価格も円建てと同様に、年初来高値を更新して大きく上昇しました。29日は為替市場でドルや円に明確な方向性は出ておらず、金そのものの上昇を受けて、円建てとドル建ての金はいずれも大きく上昇しています。 本日30日は11月1日(金)の米雇用統計の前哨戦となる、ADP雇用統計の発表があります。金価格は年初来高値の更新で上昇一服となるか、1日の米雇用統計や来週5日の米大統領選挙に向けて上昇が続くかに注目です。 |
65 | 2024-10-29 09:11:09 | 10月28日(月)の金価格は上昇。国内金標準先物(限月つなぎ)は13,496円で取引を開始後、東京時間は上昇しました。しかしロンドン時間に入ると反落。ただしNY時間入りとともに反発し、東京時間の高値圏を回復することに。最終的に13,548円で取引を終え13,500円台を維持しました。 ドル建ての金価格も、円建てと同様に小幅高を見せました。ただし、年初来高値圏での値動き停滞が5営業日継続。年初来高値圏の攻防の行方が注目されます。 本日29日は主要指標の発表がありません。昨日は米長期金利が上昇したものの、ドルや金は反応を見せていません。米長期金利上昇の影響が、本日以降金価格に生じることになるか注目されます。 |
64 | 2024-10-28 09:17:10 | 10月25日(金)の金価格は若干の上昇。国内金標準先物(25年8月限)は13,377円で取引を開始後、ロンドン時間前半までジリ安が進みました。しかし、ロンドン時間半ば以降はジリ高がNY時間入り後も続き、13,400円回復に至りました。最終的に13,472円で週の取引を終えています。 また、ドル建ての金価格も円建て同様に小幅高が進展。ドル高が続く中でもドル建て金価格は上昇し2連騰となり、23日の大幅安の値幅を2営業日かけて回復する形となりました。 本日28日は主要な経済指標の発表がありません。昨日27日の国内衆院選は、与党自民党及び公明党が大敗に至りました。国内政局の流動化が見込まれる中で、選挙結果が金価格の値動きに影響を与えるか注目されます。 |
63 | 2024-10-25 09:11:28 | 10月24日(木)の金価格は横ばいの展開。国内金標準先物(25年8月限)は13,398円で取引を開始後、13,400円を前後する値動きが続きました。ロンドン時間半ばの13,459円が高値となった後は反落し、最終的に始値近くの13,391円で取引を終えました。 一方、ドル建ての金価格は前日の下落に対する反発を見せました。米長期金利の下落とともにドルが前日の上昇を取り消す下落が進み、結果的にドル建ての金価格は引き上げられました。ただし年初来高値圏で値動きの停滞状態が続いています。 本日25日は主要な経済指標の発表予定はありません。金曜日かつ国内の衆院選を日曜に控える中で、特に円建て金価格は横ばいの値動きが続くか注目されます。 |
62 | 2024-10-24 09:15:23 | 10月23日(水)の金価格は下落し、月曜からの上昇は2日で止まりました。国内金標準先物(25年8月限)は13,380円で取引を開始後は上昇が進み、ロンドン時間半ばには年初来高値を更新して13,572円に到達。しかしNY時間は下落が続き始値を下回ることに。最終的に始値に近い13,372円で取引を終えました。 一方、ドル建ての金価格は大きく下落が進み、22日の上昇を全て巻き戻しています。NY時間に米長期金利の上昇を背景に為替市場で急速なドル高が進んだ結果、ドル建ての金価格に大きな下落圧力がかかりました。 本日は米9月新築住宅販売件数の発表があります。ドル高が進む中で、指標発表がドルそして金価格にどのような影響を与えるか注目されます。 |
61 | 2024-10-24 09:13:22 | 10月23日(水)の金価格は下落し、月曜からの上昇は2日で止まりました。国内金標準先物(25年8月限)は13,380円で取引を開始後は上昇が進み、ロンドン時間半ばには年初来高値を更新して13,572円に到達。しかしNY時間は下落が続き始値を下回ることに。最終的に始値に近い13,372円で取引を終えました。 て 一方、ドル建ての金価格は大きく下落が進み、22日の上昇を全て巻き戻しています。NY時間に米長期金利の上昇を背景に為替市場で急速なドル高が進んだ結果、ドル建ての金価格に大きな下落圧力がかかりました。 本日は米9月新築住宅販売件数の発表があります。ドル高が進む中で、指標発表がドルそして金価格にどのような影響を与えるか注目されます。 |
60 | 2024-10-23 09:12:06 | 10月22日(火)の金価格は上昇し、今週は月曜から2日続伸となりました。国内金標準先物(25年8月限)は13,227円で取引を開始後は上昇。東京時間後半からロンドン時間は横ばいで推移したものの、NY時間に入ると上昇を再開しました。高値13,389円は年初来高値となり、高値近くの13,387円で取引を終えました。 また、ドル建ての金価格も年初来高値を更新する上昇を見せています。21日は若干下落しましたが、22日は再び上昇を回復する形となりました。為替市場では若干ドル高が進んだものの、金自体の上昇圧力が強く、ドル建ての金価格も上昇しています。 本日23日はアメリカの住宅関連指標の発表があるものの、主要指標の発表はありません。今週の金上昇の流れが、本日もこのまま継続するか注目されます。 |
59 | 2024-10-22 09:09:23 | 10月21日(月)の金価格は上昇し、先週からの上昇が継続し今週の取引をスタートしました。国内金標準先物(25年8月限)は13,136円で取引を開始の後、ロンドン時間に入ると上昇が進みました。NY時間前半には13,264円まで上昇して年初来高値を更新しています。その後は13,200円を前後する値動きに落ち着き、最終的に13,226円で取引を終えました。 一方、ドル建ての金価格は年初来高値を更新したものの反落して取引を終了。米長期金利が大きく上昇してドル高が進んだ結果、ドル建て金価格は上昇後に下落へ転じました。 本日22日も昨日同様に主要な経済指標の発表はありません。円建てと金建ていずれも昨日は年初来高値の更新がなされており、本日も金価格の上昇が続くか注目されます。 |
58 | 2024-10-21 09:11:18 | 10月18日(金)の金価格は上昇し、明確な上昇は3日連続となりました。国内金標準先物(25年8月限)は13,044円の取引開始から上昇を始め、ロンドン時間半ばに高値13,125円に到達して年初来高値を更新。その後は13,100円を前後する値動きが続き、最終的に13,119円で週の取引を終えました。 18日も円建て同様に、ドル建ての金価格が年初来高値を更新するなど大きく上昇しており、金価格そのものの上昇圧力が強い1日となりました。ドル建ての金価格は節目価格2,700ドルに到達しています。なお、18日の為替市場はドル安が進みました。 本日21日は主要な経済指標の発表がありません。先週後半から続く金の上昇トレンドが、本日も維持されるか注目されます。 |
57 | 2024-10-18 09:14:56 | 10月17日(木)の金価格は上昇し、2日連続で明確な上昇を見せました。国内金標準先物(25年8月限)は12,899円の取引開始から終日上昇しました。ジリ高が続いた後、NY時間入りとともに大きく上昇して、13,000円到達で年初来高値を更新。最終的に13,036円で取引を終えました。 円建て同様にドル建ての金価格も大きく上昇して、年初来高値を更新しています。17日は為替市場でドル円が150円を回復する中で、金価格は円建てとドル建て両者ともに大きく上昇しており、金そのものの上昇圧力が強い状態となりました。 本日18日は、主要指標の発表がないものの金曜日となります。17日に大きく上昇した金価格ですが、週の最終取引日も上昇するか、手じまいの動きから反落するかに注目です。 |
56 | 2024-10-17 09:16:43 | 10月16日(水)の金価格は上昇。国内金標準先物(25年8月限)は12,810円で取引を開始した後は着実な上昇が続き、ロンドン時間半ばに高値12,937円に到達して、年初来高値を更新しました。その後は12,900円を前後する値動きとなり、最終的に12,900円で取引を終えています。 またドル建ての金価格も上昇し、一時的に年初来高値を更新。ドル高が進む中でドル建ての金価格も上昇しており、16日は為替の影響以上に金そのものの価格が上昇を見せました。 本日17日はECB理事会で利下げ決定が見込まれており、またラガルドECB総裁の記者会見も予定されています。ECBの利下げは市場に織り込まれていますが、ECBの利下げを契機に金融市場に新たな流れが生じ、金価格にも影響を与えるか注目されます。 |
55 | 2024-10-16 09:13:09 | 10月15日(火)の金価格はほぼ横ばいの展開。国内金標準先物(25年8月限)は12,790円で取引を開始した後はジリ安が進みました。しかしロンドン時間に入ると上昇が進み、NY時間半ばには12,846円に到達して、年初来高値を更新しました。その後は反落し、最終的に12,799円で取引を終えています。 また、10月上旬に下落が進んだドル建ての金価格が10日以降の続伸を受け、15日の上昇で年初来高値圏を回復しました。もう一段上昇すると、ドル建て金価格も年初来高値更新となります。 本日16日も昨日同様に、主要指標の発表予定などはありません。15日は米長期金利が下落したものの、各市場に対する影響は限定的となりました。米長期金利の下落が金価格を始め、各市場に今後どのような影響を与えるか注意したい所です。 |
54 | 2024-10-15 09:11:29 | 10月14日(月)の金価格は小幅高で、11日の大幅高後の水準を維持しました。国内金標準先物(25年8月限)は12,752円で取引開始後にジリ高を開始。NY時間前半に高値12,841円まで上昇して年初来高値を更新しました。その後は反落して、最終的に12,780円で取引を終えています。なお、14日は日米ともに祝日です。 一方、ドル高を背景にドル建ての金価格は小幅下落となりました。ドル円が150円目前まで進むなど、ドル買い・円売りが進んだ結果、金価格は円建てが小幅高・ドル建てが小幅安となっています。 本日15日は主要な指標発表の予定はありません。円建ての金価格は年初来高値の更新が続き堅調な上昇を見せており、本日も上昇が維持されるか注目されます。 |
53 | 2024-10-11 09:10:51 | 10月10日(木)の金価格は小幅高で、2日続伸となりました。国内金標準先物(25年8月限)は12,549円で取引開始後、NY時間までジリ高が進展。一時的に12,600円台に到達しましたが、最終的に若干反落して12,593円で取引を終えています。 また10日は、6日続落と下落が続いたドル建て金価格が反発を見せました。米長期金利若干の下落を背景に、円建てと金建てのいずれも小幅な上昇を見せています。なお、注目された米CPIは若干市場予想を上回り、CPIの発表が金価格の上昇を後押しする形となりました。 本日11日は米物価指標の発表などがあるものの、主要指標の発表はありません。昨日生じた金価格の小幅高がこのまま続くか注目されます。 |
52 | 2024-10-10 09:16:43 | 10月9日(水)の金価格は小幅高となりました。国内金標準先物(25年8月限)は12,536円で取引開始後、NY時間までジリ高に近い形で12,500円台の取引が続きました。最終的に12,570円で取引を終えたものの、狭い値幅の1日となっています。 一方でドル建ての金価格は小幅ながら下落して、6日続落となりました。9日はドル高が進みましたが円はそれほど動かず、結果的に円建ての金は小幅上昇の反面、ドル建ての金は下落が進みました。 本日10日は注目指標の米CPIの発表があります。9日の小動きは、CPI待ちの値動きとも考えられます。CPI発表までは小動きが続くと見込まれますが、CPI発表後に上下どちらの方向に大きな値動きが生じるかに注目です。 |
51 | 2024-10-09 09:16:19 | 10月8日(火)の金価格は下落して2日続落となりました。国内金標準先物(25年8月限)は12,614円で取引開始後、ロンドン時間半ばまでは横ばいの推移が継続。しかしNY時間が近付くと共に下落が進みました。安値12,454円まで下落したものの、若干反発し12,526円で取引を終えています。 またドル建ての金価格は大きく下落して、5日続落となりました。ドル建て金価格は9月26日の年初来高値更新後、高値圏で小幅下落が続きましたが、下落が加速する形となっています。 本日9日はFOMC議事要旨の公開が予定されていますが、明日10日には米CPIの発表を控えています。注目指標の発表を前に、円建てとドル建てともに、金のこれまでの下落が続くことになるか注目されます。 |
50 | 2024-10-08 09:15:04 | 10月7日(月)の金価格は下落。国内金標準先物(25年8月限)は12,720円で取引開始後、東京時間は下落しましたが、ロンドン時間前半は東京時間の下落を取り戻す上昇を見せました。しかし、ロンドン時間半ば以降はNY時間もジリ安が進むことに。一時12,600円を割れたものの、最終的に12,626円で取引を終えています。 ドル建ての金価格も小幅安となっており、米雇用統計明け後の金価格は下落方向に進みました。なお、ドル建ての金価格は4日続落するなど調整が続いています。 本日8日も昨日に続き主要指標の発表はありません。米雇用統計の発表後、米長期金利の上昇が続き金には逆風の環境が続いています。主要指標の発表がない中で、昨日同様に金の小幅下落が続くか注目されます。 |
49 | 2024-10-07 09:10:08 | 10月4日(金)の金価格は上昇。国内金標準先物(25年8月限)は12,556円で取引開始後、晩の米雇用統計を控え横ばいの展開が続きました。注目された米雇用統計は市場予想を大きく上回り、米長期金利の上昇を背景にドル買いが進んだものの、円売りも進みました。その結果、円建て金価格は大きく上昇することに。最終的に12,720円で取引を終えて、年初来高値を更新しました。 円売りの影響から円建て金価格は大きく上昇したものの、ドル建ての金価格はドル買いを受けて方向感が定まらない取引が続きました。しかしこれまでの高値圏は維持されています。 本日7日は主要指標の発表予定はないものの、米雇用統計明けの取引となります。雇用統計発表後に生じた円建て金価格の上昇が続くのか、という点が注目されます。 |
48 | 2024-10-04 09:13:08 | 10月3日(木)の金価格はほぼ横ばいの値動きに。国内金標準先物(25年8月限)は12,551円で取引開始後、東京時間は若干の上昇の後に下落が進みました。ただしロンドン時間からはジリ高が継続。NY時間も取引を終えるまでジリ高が続き、最終的に12,577円の始値近くで取引を終えました。 また、ドル建ての金価格も前日と同様の小動きの状態が続きました。ただし高値圏を維持しながらも、若干下落しています。3日は米ISM非製造業景況指数が予想を上振れしたものの、翌日に米雇用統計を控える中で、指標発表の金融市場に対する影響は限定的となりました。 本日4日は米雇用統計の発表日です。前哨戦のADP雇用統計は、予想を上回る結果となっています。注目指標の米雇用統計の結果が、金価格にどのような影響を与えるかに注目です。 |
47 | 2024-10-03 09:07:14 | 10月2日(水)の金価格は上昇。国内金標準先物(25年8月限)は12,320円で取引開始後、東京時間は下落が進むことに。しかしロンドン時間以降はNY時間も上昇が続き、最終的に12,541円で取引を終えました。年初来高値12,679円(限月つなぎ)に再び接近しています。 一方、ドル建ての金価格は下落する場面もありましたが、概ね横ばいの展開。NY時間のADP雇用統計の発表後に、ドル買い・円売りが進み、円建ての金価格は円安の追い風を受けて上昇する形となりました。 本日3日は米ISM非製造業景況指数の発表があります。昨日のADP雇用統計は予想を上回る結果となり、ドル高が進みました。明日の米雇用統計を控える中で、本日も指標発表を契機とする値動きが生じるかに注目です。 |
46 | 2024-10-03 09:05:40 | 10月2日(火)の金価格は上昇。国内金標準先物(25年8月限)は12,320円で取引開始後、東京時間は下落が進むことに。しかしロンドン時間以降はNY時間も上昇が続き、最終的に12,541円で取引を終えました。年初来高値12,679円(限月つなぎ)に再び接近しています。 一方、ドル建ての金価格は下落する場面もありましたが、概ね横ばいの展開。NY時間のADP雇用統計の発表後に、ドル買い・円売りが進み、円建ての金価格は円安の追い風を受けて上昇する形となりました。 本日3日は米ISM非製造業景況指数の発表があります。昨日のADP雇用統計は予想を上回る結果となり、ドル高・円安が進みました。明日の米雇用統計を控える中で、本日も指標発表を契機とする値動きが生じるかに注目です。 |
45 | 2024-10-02 09:15:09 | 10月1日(火)の金価格は上昇。国内金標準先物(25年8月限)は12,205円で取引を開始後はジリ高が進みました。NY時間後半に若干下落したものの、最終的に12,329円で取引を終えています。イスラエルを巡るレバノン攻撃やイランからのミサイル攻撃など、地政学リスクの高まりが金価格の上昇を後押ししました。 ドル建ての金価格も上昇しています。NY時間は米株安・金高のリスク回避の値動きを見せました。ただし年初来高値を更新するには至りませんでした。 本日2日は4日の米雇用統計の前哨戦のADP雇用統計が発表されます。地政学リスクが高まりリスク回避の値動きが進む中で、雇用指標の発表が金融市場全体にどのような影響を与えるか注目されます。 |
44 | 2024-10-01 09:03:06 | 9月30日(月)の金価格は小幅下落。国内金標準先物(25年8月限)は12,273円で取引を開始後はジリ安が進みました。ロンドン時間半ばに27日安値をわずかに下回りましたが反発しています。最終的に始値を若干下回る、12,209円で取引を終えました、 日経平均は▲2,000円近く下落するなど大荒れの展開となりましたが、円建ての金価格の動きは落ち着きを見せています。一方、米国市場ではダウ平均が高値を更新するなどリスクオンが進み、ドル建ての金価格は2日続落となりました。 本日から中国は国慶節の連休です。また本日は米国の9月ISM製造業景況指数の発表があります。4日(金)には注目の米雇用統計も控えていることから、4日に向けて金価格がどのような値動きを見せるかに注目です。 |
43 | 2024-09-30 09:11:43 | 9月27日(金)の金価格は下落。東京時間は上昇したものの、午後に自民党総裁選で石破茂氏の勝利が決まった後は大きく下落が進みました。NY時間も下落は続き、12,120円まで下落。若干反発した12,177円で週の取引を終えました。大きく下落したものの、24日の大幅高後の上昇分はまだ若干維持されています。 27日は石破氏の勝利で為替市場において円買いが一気に進み、円建ての金価格を下落に進めました。ただし米長期金利の下落とともに、ドル建ての金価格も下落しています。 本日30日は月末の取引となります。更に深夜にはFRBパウエル議長の発言もあります。月末は値動きが荒れることも多く、また自民党総裁選での石破氏の勝利後の金融市場のトレンドも固まっていないため、取引には充分な注意が必要な1日と言えるでしょう。 |
42 | 2024-09-27 09:09:20 | 9月26日(木)の金価格は上昇、24日の大幅高後の上昇が続いています。国内金標準先物(25年8月限)は12,407円で取引を開始後、一時的な下落はありながら終日上昇が続き12,466円で取引を終えました。年初来高値(限月つなぎ)12,679円まで、残り約200円の水準に位置しています。 ドル建ての金価格も上昇して、年初来高値を更新後しました。26日は日米の株式市場も上昇しており、株高に加え安全資産の金価格も上昇しています。 本日27日は米個人消費支出の発表がありますが、午後には自民党総裁選挙の結果が判明予定です。予想が難しかった総裁選が遂に終わります。日本の次期首相となる自民党総裁の選出を受け、金融市場そして金価格がどのような反応を見せるか注目されます。 |
41 | 2024-09-26 09:17:22 | 9月25日(水)の金価格は上昇。国内金標準先物(25年8月限)は、12,263円で取引を開始した後はほぼ終日上昇が進みました。NY時間に到達した高値12,421円から若干下落した、12,399円で取引を終えています。上昇が続いており、年初来高値(限月つなぎ)12,679円が徐々に迫りつつあります。 一方、ドル建ての金価格は4日続けて年初来高値を更新後、小幅下落となりました。25日は為替市場で円安が進んだ結果、円建ての金価格上昇を後押しする形となりました。 本日26日は米GDPの発表やFRBパウエル議長及びECBラガルド総裁の発言が予定されており、それらを契機に金融市場は大きく動く可能性があります。順調に上昇が進む円建ての金価格が、年初来高値を目指す動きを続けるか注目されます。 |
40 | 2024-09-25 09:15:31 | 9月24日(火)の金価格は上昇。国内金標準先物(限月つなぎ)は、12,177円で取引を開始した後はジリ高が進みました。ロンドン時間後半に下落したものの、NY時間に入ると再度上昇を開始して当日高値12,307円まで上昇。そして若干下落した12,270円で取引を終えました。 円建ての金価格同様にドル建ての金価格も上昇しており、3営業日続けて年初来高値を更新しました。23日は小幅上昇に留まりましたが、24日はドルの下落とともに、ドル建て金価格は上昇が加速する形となっています。米利下げ後、金価格は好調に推移中です。 本日は米住宅関連指標の発表が予定されています。円建て、ドル建ていずれの金価格も上昇が続いており、順調な上昇がどこまで続くか注目されます。 |
39 | 2024-09-24 09:16:49 | 9月23日(月)の金価格はほぼ横ばいの展開。国内金標準先物(限月つなぎ)は、12,168円で取引を開始した後はジリ高が進みました。しかしロンドン時間は下額することに。ただしNY時間に反発して、最終的に12,183円で取引を終えました。 日本は祝日で小幅な値動きとなる中で、ドル建ての金も小幅高となりました。しかし、年初来高値を2営業日続けて更新しています。ただし20日には円建て、ドル建てともに金価格は大きく上昇しており、為替に関係なく金そのものの上昇も生じています。 本日24日は米住宅関連指標の発表があるものの、主要指標の発表予定はありません。円建ての金価格も、ドル建てに続き年初来高値更新に向けて上昇を見せるか注目されます。 |
38 | 2024-09-20 09:12:19 | 9月19日(木)の金価格は上昇。国内金標準先物(2025年8月限)は、11,766円で取引を開始した後は上昇が続きました。ロンドン時間に入ると11,900円台に到達。NY時間後半には高値11,972円まで上昇し、12,000円まであと一歩に迫ったものの、最終的に11,904円で取引を終えました。 19日早朝の米国の利下げを受け、ドル円は乱高下しましたが、金価格は上昇することに。ドル建ての金価格も上昇しており、終値ベースで年初来高値を更新しました。利下げ発表後直後の金は下落したものの、翌日に上昇する形となりました。 本日20日は日銀政策決定会合及び日銀・植田総裁の記者会見があります。政策変更の予定はありませんが、植田総裁の発言を契機に、為替市場のみならず金価格も大きく動く可能性があり注意が必要でしょう。 |
37 | 2024-09-19 09:23:14 | 9月18日(水)の金価格は下落し、上昇は3連騰で終わりました。国内金標準先物(2025年8月限)は、11,787円で取引を開始後、ほぼ横ばいの展開が継続。ロンドン時間半ばに一時11,800円に到達しましたが、すぐに反落しています。NY時間後半の米利上げ発表直後に上昇したものの、すぐに大きく反落してそのままの水準の11,731円で取引を終えました。 日本時間19日早朝に、米国の0.5%の利上げが発表されました。発表直後はドル安が進んだものの、FRBパウエル議長の会見とともに、買い戻しが入りました。金価格も同様の値動きを見せており、ドル建て金価格は一時的に年初来高値を更新したものの、その後の下落で最終的に始値を下回る水準で取引を終えました。 本日は英国の政策金利発表や米国の景気指数などの発表がありますが、米利上げ後の初日です。米国の金融政策の変更を受け、金市場で新たな値動きが生じるか注目されます。 |
36 | 2024-09-18 09:11:08 | 9月17日(火)の金価格は上昇し3連騰となりました。国内金標準先物(2025年8月限)は、11,739円での取引開始後はジリ安が進展。しかしロンドン時間後半に上昇を開始して、NY時間は上昇が続くことに。17日高値11,810円に近い11,800円で取引を終えています。 一方で、年初来高値の更新が続いたドル建て金価格は下落しており、上昇が一服する形となりました。17日はNY時間に為替市場で円売りが大きく進んでおり、円建ての金価格の上昇を後押ししました。 本日18日はFOMC後(日本時間19日3時)に、米国の利上げの発表が予想されており、利上げ発表とともに金価格も大きな動きが生じる可能性があります。ただし利上げ発表までは小動きが予想されるため、日中は様子見スタンスがローリスクと言えるでしょう。 |
35 | 2024-09-17 09:14:55 | 9月16日(月)の金価格は上昇。国内金標準先物(2025年8月限)は、11,685円で取引を開始した後はジリ安が進みました。しかしNY時間に入ると反発して当日高値を更新。取引終了間際に若干反落したものの、11,700円台を維持して11,710円で取引を終えました。 12日以降、ドルが大きく下落しており、ドル建ての金価格は年初来高値の更新を伴う上昇が続いています。円建ての金価格も高値更新こそありませんが、ジリ高が継続中です。 本日17日は米国小売指標の発表などがあるものの、明日のFOMC後(日本時間19日早朝)の米利下げを控えるタイミングです。利下げを織り込む形でドル安が進む中で、昨日までの流れは変わらず金価格の上昇が続くかに注目です。 |
34 | 2024-09-13 09:17:30 | 9月12日(木)の金価格は上昇。国内金標準先物(2025年8月限)は、11,553円で取引を開始した後はジリ高が進みました。NY時間に入ると上昇が加速し11,700円に到達。そして高値をほぼ維持して、11,715円で取引を終えています。 12日は為替市場でドル安が進みました。円建ての金価格が上昇する中で、ドル安の後押しもありドル建ての金価格が急上昇しており、年初来高値を更新しました。ドル建ての金価格は8月半ばに高値を更新した後、値動きが低迷していましたが、今後更なる上昇を見せる可能性があります。 本日は重要な経済指標の発表はないものの、米消費者関連の指標などの発表があります。昨日生じた金上昇の流れが金曜日の本日も続くか注目されます。 |
33 | 2024-09-12 09:25:12 | 9月11日(水)の金価格は前日に続き横ばいの展開。国内金標準先物(2025年8月限)は、11,567円で取引を開始した後は下落が続きました。しかしNY時間半ば以降に反発して、11,537円で取引を終えました、 注目されていた米CPIは、ほぼ市場予想に近い数字での着地となり、各市場に新たなトレンドを与える程の値動きは生じませんでした。ドル建ての金価格も年初来高値圏での小動きが続きました。市場の注目は、来週のFOMCによる利下げに移る結果となっています。 本日は米国の物価指数や失業関係の指標発表があります。また利下げの可否が注目されるECBラガルド相殺の発言も予定されています。来週の米FOMCによる利上げ発表に向けて、指標や要人発言を契機にトレンドが生じるか注目されます。 |
32 | 2024-09-12 09:23:13 | 9月11日(水)の金価格は前日に続き横ばいの展開。国内金標準先物(2025年8月限)は、11,567円で取引を開始した後は下落が続きました。しかしNY時間半ば以降に反発して、11,537円で取引を終えました、 注目されていた米CPIは、ほぼ市場予想に近い数字での着地となり、各市場に新たなトレンドを与える程の値動きは生じませんでした。ドル建ての金価格も年初来高値圏での小動きが続きました。市場の注目は、来週のFOMCによる利下げに移る結果となっています。 本日は米国の物価指数や失業率などの指標発表があります。また利下げの可否が注目されるECBラガルド相殺の発言も予定されています。来週の米FOMCによる利上げ発表に向けて、指標や要人発言を契機にトレンドが生じるか注目されます。 |
31 | 2024-09-11 09:09:21 | 9月10日(火)の金価格はほぼ横ばい。国内金標準先物(2025年8月限)は、11,588円で取引を開始後、方向感の出ない取引が続きました。終日11,500円台を中心とする取引で、終値も11,575円となり、始値とあまり変わらない水準で取引を終えています。 ドル建ての金価格も上昇したものの小幅高で、高値圏での小動きに留まりました。原油価格が年初来安値を更新するなどの動きはありましたが、11日の米CPI発表を控え金融市場全体としては様子見ムードの1日となりました。 本日11日は21時30分に米8月CPIの発表があり、市場の注目を集めています。CPIの結果にかかわらず、CPI発表後は金市場を始め様々な市場に大きな値動きが生じると見込まれ注意が必要です。 |
30 | 2024-09-10 09:13:14 | 9月9日(月)の金価格は上昇。国内金標準先物(2025年8月限)は、11,462円で取引を開始した後は上昇が続きました。NY時間前半にかけて下落したものの、NY時間半ば以降の上昇で下落分を取り戻し、11,580円で取引を終えています。 東京時間に日経平均が一時1,000円を超える下落を見せましたが、取引後半にかけて値を戻し、金価格への影響は限定的となりました。月曜日で主要な経済指標の発表もなく、円建て及びドル建てともに金価格は小幅な上昇を見せています。 本日10日も主要な経済指標の発表予定はありませんが、明日11日は米CPIの発表を控えています。様子見スタンスの投資家が多い中、本日の金価格も小幅な値動きに留まる可能性が高いといえるでしょう。 |
29 | 2024-09-09 09:06:51 | 9月6日(金)の金価格は下落。国内金標準先物(2025年8月限)は、11,647円で取引を開始後にジリ安が進みました。更に米雇用統計発表を契機に大きな下落を見せて、11,600円台から11,400円台まで下落し、11,453円で週の取引を終えています。 注目された米雇用統計は市場予想を若干下回る結果に。米雇用統計の結果を受けて株式も売られましたが、金も売られ両市場ともに下落しています。なお、為替市場では米雇用統計後にドルと円が買われた結果、金は円建てとドル建ていずれも下落しました。 今週は11日(水)に米CPIの発表が予定されており、米CPIを意識した取引が見込まれます。下落傾向にある金価格が反発を見せるか、このままジリジリと下落が続くかに注目です。 |
28 | 2024-09-06 09:10:45 | 9月5日(木)の金価格は上昇。国内金標準先物(2025年8月限)は、11,539円で取引を開始後、ジリ高が続きました。NY時間に入ると11,700円目前まで上昇後したものの反落し、最終的に11,644円で取引を終えています。 翌日の米雇用統計を控え金融市場は様子見ムードもある中で、ドルインデックスが2日続落。ドルの下落に背中を押さる形でドル建ての金価格が上昇して、一旦離れた年初来高値圏を回復しました。更に上昇して年初来高値を更新するか注目されます。 本日6日は金融市場が注目する米雇用統計が発表されます。上下いずれも市場予想と大きく異なる数字が発表された場合、金価格も含め金融市場は大きな値動きを見せる可能性があります。本日は雇用合計後の値動きに、充分な注意が必要と言えるでしょう。 |
27 | 2024-09-05 10:10:18 | 9月4日(水)の金価格は下落し、2日続落となりました。国内金標準先物(2025年8月限)は、11,681円取引を開始後、ロンドン時間に入ると下落が加速。NY時間もジリ安が続き、11,575円で取引を終えています。 4日は日経平均が▲1,500円以上下落するなど、国内株式市場は大荒れの展開となりました。その中で円買いが大きく進み、円建ての金価格が下落しています。ドル建ての金価格は小幅高となっており、円建ての金価格下落は為替の影響が大きいと考えられます。 本日5日は米ISM非製造業景況指数などの指標発表があります。日米株式市場が大きく下落するものの、比較的静かな値動きを見せる金価格が、株式市場に反応するか注目されます。 |
26 | 2024-09-05 00:17:53 | 9月4日(水)の金価格は下落し、2日続落となりました。国内金標準先物(2025年8月限)は、11,681円取引を開始後、ロンドン時間に入ると下落が加速。NY時間もジリ安が続き、11,575円で取引を終えています。 4日は日経平均が▲1,500円以上下落するなど、国内株式市場は大荒れの展開となりました。その中で円買いが大きく進み、円建ての金価格が下落しています。ドル建ての金価格は小幅高となっており、円建ての金価格下落は為替の影響が大きいと考えられます。 本日5日は米ISM非製造業景況指数などの指標発表があります。日米株式市場が大きく下落するものの、比較的静かな値動きを見せる金価格が、株式市場に反応するか注目されます。 |
25 | 2024-09-04 00:20:10 | 9月3日(火)の金価格は下落。国内金標準先物(2025年8月限)は、11,823円取引を開始後、ジリ安が進みました。NY時間開始前には急落し、一時11,600円割れ目前まで下落が進みました。しかし最終的に反発を見せて、11,702円で取引を終えています。 3日の国内株式市場は小幅安に留まりましたが、ダウ平均が▲600ドル以上下落するなど米株式市場は大きく下落しました。ただし金価格は円建てドル建てともに下落したものの、米株式市場の急落に比べると値動きは限定的です。 本日4日はカナダの政策金利や米雇用指標などの経済指標の発表があります。昨日の米株式市場の急落がリスク回避に繋がり、リスク回避時に上昇しやすい金の上昇圧力となるか注目されます。 |
24 | 2024-09-03 09:12:17 | 9月2日(月)の金価格は小幅上昇。国内金標準先物(2025年8月限)は、11,820円で9月の取引を開始後は下落が進みました。しかし、ロンドン時間に向けて反発し始値を回復。レイバー・デイの祝日でNY時間は値動きが少なく、最終的に11,839円で取引を終えました。 2日は米国がレイバー・デイの祝日のため、米株式市場は休場であり、金融市場全体で様子見状態の1日となっています。ドルインデックスやドル建ての金価格も大きな値動きには至りませんでした。 本日3日は米8月ISM製造業景況指数などの指標発表があります。特に円建ての金価格は小動きの状態が続いていますが、9月の本格的な金融市場の始動を契機に、大きな値動きが生じるか注目されます。 |
23 | 2024-09-02 09:12:26 | 8月30日(金)の金価格は小幅上昇。国内金標準先物(2025年8月限)は、東京時間は11,700円台での取引が続いた後、ロンドン時間に入ると11,800円台まで上昇しました。しかし、NY時間に入り再び11,800円割れまで下落することに。ただし最終的には反発して、11,808円で取引を終えました。 9月2日の米レイバー・デイの祝日による3連休を前に、金融市場全体として模様ながめの状態となりました。ドル建ての金価格はドルインデックスの上昇を受けて若干の下落を見せたものの、年初来高値圏は維持されています。 本日2日は9月最初の取引日となりますが、米国はレイバー・デイの祝日で3連休の最終日です。主要な指標発表も控えておらず、本日の金価格も小動きの継続が予想されます。 |
22 | 2024-08-30 09:10:21 | 8月29日(木)の金価格は上昇。国内金標準先物(2025年8月限)は、11,681円で取引を開始した後、ジリ高が継続。NY時間には11,800円も一時突破しました。しかし反落して、11,800円を若干割れた11,798円で取引を終えています。 エヌビディアの決算を抜けた後も、金融市場は全体的に大きな動きが生じていません。その中でドル建ての金価格も上昇し、年初来高値圏に到達しています。年初来高値の更新が期待される状態です。 本日30日は米国の個人消費指標の発表がある他、8月最終取引日に加えて、週明け9月2日の米国レイバー・デーの祝日を控えています。イレギュラーな値動きに対する警戒が必要な1日と言えるでしょう。 |
21 | 2024-08-29 09:08:24 | 8月28日(水)の金価格は小幅安となりました。国内金標準先物(限月つなぎ)は、27日同様に11,700円台での取引が続いたものの、NY時間に入ると11,600円台まで下落が進みました。反発も見せましたが、最終的に11,697円で11,700円を回復せず取引を終えています。 エヌビディアの決算発表待ちで全体的に小動きの金融市場でしたが、ドルインデックスが底値からの反発を見せており、逆相関の関係の金価格はドル建て円建てともに下落しました。 本日29日早朝に発表されたエヌビディアの決算は市場予想を上回る内容で、波乱なく通過しました。本日は米GDPなどの指標発表もあり、金が値動きを取り戻すか注目されます。ただし明日の月末に向けて、荒れる値動きとなる可能性もあり注意が必要です。 |
20 | 2024-08-28 09:10:27 | 8月27日(火)の金価格はほぼ横ばい展開となりました。国内金標準先物(限月つなぎ)は、ほぼ11,700円台での取引が継続。一時的に11,600円台に入ることはあっても、すぐに11,700円台に押し戻されました。終値は11,718円となり、始値11,724円に近い水準で取引を終えました。 金融市場全体として28日(日本時間29日早朝)のエヌビディアの決算発表待ちであり、各市場ともに小動きに留まりました。ただし株価指数のNYダウは、ジリ高ながら高値更新が続いています。 本日28日は主要な経済指標の発表はありません。エヌビディアの決算を目前に各市場は小動きが続き、金も同様に小動きが予想されます。値動きが生じるまで、我慢の状況が続くと見込まれます。 |
19 | 2024-08-27 09:08:49 | 8月26日(月)の金価格は上昇したものの、小幅高に留まり先週からの静かな値動きが続きました。国内金標準先物(2025年6月限)は、東京時間に11,600円台での取引が続いた後、祝日のロンドン時間に上昇して11,700円台へ突入。その後のNY時間は11,700円台の取引が続き、11,738円で取引を終えました。 26日は週明けかつイギリスが祝日でもあり、金融市場全体として静かな値動きに留まっています。金価格に影響を与える、ドルインデックスや米長期金利も大きな値動きは生じていません。 金融市場は明日28日(日本時間29日早朝)のエヌビディアの決算発表待ち状態であり、本日は米独の経済指標の発表があるものの、大きな値動きには繋がらない可能性があります。8月最終週でもあり、焦らず次の値動きを待つタイミングと言えそうです。 |
18 | 2024-08-27 09:08:43 | 8月26日(月)の金価格は上昇したものの、小幅高に留まり先週からの静かな値動きが続きました。国内金標準先物(2025年6月限)は、東京時間に11,600円台での取引が続いた後、祝日のロンドン時間に上昇して11,700円台へ突入。その後のNY時間は11,700円台の取引が続き、11,738円で取引を終えました。 26日は週明けかつイギリスが祝日でもあり、金融市場全体として静かな値動きに留まっています。金価格に影響を与える、ドルインデックスや米長期金利も大きな値動きは生じていません。 金融市場は明日28日(日本時間29日早朝)のエヌビディアの決算発表待ち状態であり、本日は米独の経済指標の発表があるものの、大きな値動きには繋がらない可能性があります。8月最終週でもあり、焦らず次の値動きを待つタイミングと言えそうです。 |
17 | 2024-08-26 09:08:26 | 8月23日(金)の金価格は小幅安となり、前日と同様の値動きを見せました。国内金標準先物(2025年6月限)は、11,700円台中心の取引が2日続いています。一時的な11,800円台到達や11,700円割れはありましたが、最終的に11,705円で取引を終えました。 23日はFRBパウエル議長から利下げに前向きな発言があり、ドルインデックスが大きく下落しました。その結果、ドル建ての金価格は大きな伸びを見せて、年初来高値の水準まで上昇しています。ただし円ベースでは小幅高に留まり、ドル要因でドル建ての金価格は上昇したと見られます。 本日26日は主な経済指標の発表予定はありませんが、イギリスは祝日です。円建ての金価格は小動きが続いており、今週は本格的な値動きを見せるかに注目です。 |
16 | 2024-08-23 09:15:39 | 8月22日(木)の金価格は小動きで小幅安となりました。国内金標準先物(2025年6月限)は、ほぼ11,700円台での取引に留まりました。NY時間に一時11,700円を割れたものの、すぐに同水準を回復して11,717円で取引を終えています。 22日は4日続落中のドルインデックスが反発した結果、逆相関の関係にある金も下落しています。特にドル建ての金は大きな下落を見せており、20日の年初来高値更新の水準から一歩後退しました。 本日23日は、23時(日本時間)からのジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演がメインイベントです。同講演でパウエル議長が今後の金融政策についてどのような発言を行い、それを受けて金融市場そして金価格がどのような動きを見せるか注目されます。 |
15 | 2024-08-22 09:11:34 | 8月21日(水)の金価格は小動きの1日となりました。国内金標準先物(2025年6月限)は、11,777円で取引を開始して11,775円で取引を終え、始値と終値はほぼ同じ水準です。11,800円を中心に上下して、方向感ない値動きが終日続きました。 21日は金とは逆相関の関係にあるドルインデックスが下落して4日続落となりましたが、ドル建ての金価格も大きな反応を見せていません。ドル建てと円建ていずれも、金価格は方向感なく小動きに留まりました。 本日22日はECB理事会議事要旨の公表や米国の消費や雇用指標の発表があります。ただし金融市場全体としては、明日23日のジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の発言待ちです。明日のパウエル発言を控えて、本日も小動きの状態が続くか注目されます。 |
14 | 2024-08-21 09:12:49 | 8月20日(火)の金価格は小幅安で2日続落となりました。国内金標準先物(2025年6月限)は11,800円台で取引を開始後、一時11,900円台まで上昇。しかしNY時間に入ると反落して、11,700円台まで落ちました。その後取引終了に向けて反発し、11,806円で取引を終えています。 20日はドルインデックスが3日続落となり、ドル安に牽引されドル建ての金価格は年初来高値を更新しました。一方で円建ての金価格は小幅安であり、ドル安に強く後押しされてドル建ての金価格の上昇が進みました。 本日21日は深夜にFOMC議事要旨の公表が予定されています。9月の米利上げが見込まれる中で、同議事要旨の公表を契機に金が動意付くか注目されます。 |
13 | 2024-08-20 09:10:50 | 8月19日(月)の金価格は小幅安となりました。国内金標準先物(2025年6月限)は12,000円目前の水準で週の取引を開始したものの、ほぼ寄り付き天井となり日中は下落が進展。11,700円台前半まで下落が進みました。ただしNY時間に若干の反発を見せて、11,800円台を回復し11,841円で取引を終えました。 19日も前営業日の16日同様に、ドルインデックスの下落が進みましたが、逆相関の値動きを見せる金価格は大きな反応を示していません。円建て及びドル建てのいずれも金価格は若干下落しています。特にドル建ての金価格は、16日に大きく上昇しており、上昇が一服する形となりました。 本日20日はユーロ圏7月消費者物価指数の発表が予定されていますが、米国の主要経済指標の発表予定はありません。19日は若干下落した金価格ですが、節目価格12,000円到達を目指す上昇を見せるか注目されます。 |
12 | 2024-08-19 09:15:49 | 8月16日(金)の金価格は上昇し2日続伸となりました。国内金標準先物(2025年6月限)は11,800円台で取引を開始して日中は横ばいの取引が続いた後、NY時間はジリ高が進み11,900円台に入りました。そして11,900円台を維持して、11,934円で週の取引を終えました。 16日は終日ドルインデックスの下落が進み、逆相関の関係にある金の上昇が進みました。特にドル建ての金は大きく上昇しており、2,500ドルに到達して年初来高値を更新しています。 本日19日は月曜日でもあり、大きな経済指標の発表などの予定はありません。2日続伸となった円建ての金価格もドル建てと同様に、12,000円台に入り年初来高値の更新を目指して上昇が続くか注目されます。 |
11 | 2024-08-16 09:07:08 | 8月15日(木)の金価格は小幅高となりました。国内金標準先物(2025年6月限)は11,600円台で取引を開始後、日中はジリ高が続いた後、NY時間に入ると上昇が加速して11,800円台に入りました。ただし大きな値動きとはならず、最終的に11,824円で取引を終えています。 昨日15日は米7月小売売上高が市場予想を上回る数字となり、発表後にドルが大きく買われて、一方で円が売られました。円建ての国内金も円売りの流れの中で、同指標発表後に上昇が加速しています。本日16日も米住宅関連指標の発表はありますが、昨日の米7月小売売上高、一昨日の米CPI程の注目度はありません。 本日16日の金価格は、昨日の指標発表後に上昇した上昇幅を維持できるか、それとも反落するかが注目されます。 |
10 | 2024-08-15 09:05:32 | 8月14日(水)の金価格は小幅安となりました。国内金標準先物(2025年6月限)は11,600円台で取引を開始後、日中はおおむね11,600~11,700円台の取引が続きました。NY時間に入ると11,500円台まで下落が進んだものの、最終的に反発して11,620円で取引を終えています。 昨日14日は米CPIの発表がありましたが、予想数値近くでの着地となり金融市場に大きな影響は与えませんでした。金価格に影響を与える米10年債やドルインデックスも大きな値動きを見せていません。本日15日も米7月小売売上高などの指標発表が予定されています。 8月半ばで市場参加者が少ない中、本日も経済指標にサプライズがなく小幅な値動きに留まるかに注目です。 |
9 | 2024-08-14 09:10:23 | 8月13日(火)の金価格は小幅安となりました。国内金標準先物(2025年6月限)は10日の終値11,500円から窓を開けて11,700円台で取引を開始。ただし横ばいの値動きが続いた後、NY時間に入るとジリ安が進みました。最終的に11,674円で取引を終えています。 13日は金とは逆相関に動く傾向のある、ドルインデックスが大きな下落を見せましたが、ドルベースでも金価格は小幅安となりました。ドルインデックスは安値圏での攻防が続いており、もう一段下がると下落が加速する可能性もあり、その際は金価格の値動きも注意を要します。 本日14日は注目の経済指標である、米7月消費者物価指数(CPI)の発表がNY時間に予定されています。夏休みムードの中ですが、CPI発表後に大きな値動きが生じるかに注目です。 |
8 | 2024-08-13 09:20:34 | 先週の国内金標準先物(2025年6月限)の週足は、下ヒゲの長い陰線を形成しました。値動きとしては、11,800円台で取引を開始した後に10,804円まで約1,000円下落したものの、最終的に11,400円台で取引を終えています。株式市場が急落したものの急回復を見せており、株式市場の乱高下に金のみならず多くの金融商品が影響を受けた1週間となりました。 国内取引が13日(火)から始まる今週は、日本のお盆の週です。海外投資家も8月中旬は市場参加者が少なくなる傾向にあります。大型の経済指標発表も予定されておらず、内外ともに金融市場全体そして金価格も静かな値動きが続く可能性があります。 金融市場の混乱もあり比較的大きな値動きが続いた先週から変化して、今週は夏休み状態の静かな値動きが続くかに注目です。 |
7 | 2024-08-09 09:13:52 | 8月8日(木)の金価格は約300円の上昇となりました。国内金標準先物(2025年6月限)は11,214円で取引を開始して、緩やかな上昇が終日続きました。NY時間に入り11,500円台まで上昇したものの、若干下落して11,498円で取引を終えています。 8日は主要な経済指標の発表もない中で、金価格は5日の急落に対する戻しが進みました。また米国株式市場ではダウ平均が600ドル以上も上昇し、米長期金利やドルインデックスも上昇が続くなど、各市場で週初の下落に対する戻しが見られました。 本日9日も主要な指標発表や要人発言などは予定されていません。週末も控えるなかで、昨日進んだ週初の下落に対する戻し的な動きが続くか注目されます。 |
6 | 2024-08-08 09:10:25 | 8月7日(水)の金価格は小幅高の展開。国内金標準先物(2025年6月限)は11,110円で取引を開始して日中に上昇したものの、11,400円を明確に超えられませんでした。その後、NY時間半ば以降に下落が進み、11,267円で取引を終えました。 金融市場全体の混乱も収束する中で、金価格も落ち着いた値動きを見せています。ただし金価格と逆相関する傾向にある米10年債金利が3日間伸びており、今後の金価格は下落に進む可能性があります。また米10年債は4%目前の水準に位置しており、節目の4%を回復すると更なる伸びを見せる可能性も。 本日8日は主要な指標発表などが予定されておらず、小動きが予想されます。ただし8月半ばに向けて徐々に金融市場の参加者が減少しており、投機的な値動きへの懸念がある点は注意が必要です。 |
5 | 2024-08-07 09:08:55 | 8月6日(火)の金価格は小幅安となり取引を終了。国内金標準先物(2025年6月限)は11,272円で取引を開始後、日中は11,300円を前後する小動きが続きました。20時を過ぎると11,100円台まで下落したものの、11,100円割れは一時的に留まるなど大きな下落には至らず、11,112円で取引を終えました。 日中は日経平均が3,000円以上の上昇を見せるなど、前日の大幅安と合わせて乱高下が続いたものの、NY時間は混乱なく米株式市場が上昇し、金融市場全体としては落ち着きを見せた1日でした。金に先行する形で、2営業日大きく下落したドルインデックスも反発しています。 本日7日は主要な指標発表なども予定されておらず、金融市場は落ち着きを見せる可能性があります。その中で、金価格も落ち着いた値動きが続くか注目されます。 |
4 | 2024-08-06 09:18:51 | 8月5日(月)の金価格は日中に下落が進んだものの、NY時間に反発して取引を終了。国内金標準先物(2025年6月限)は11,483円で取引を開始後、20時過ぎには11,000円割れまで下落が進みました。しかしNY時間が近付くとともに反発し、11,000円を回復して11,181円で取引を終了しています。日経平均が▲4,000円以上下落するなど、日中は金融市場が大荒れとなり金価格も大きく下落しました。米株式市場もダウ平均が約▲1,000ドル下落したものの反発しており、金価格も反発しています。 本日6日は日経平均先物が夜間取引で2,000円近く上昇しており、金融市場全体として反発が予想されます。金先物価格は昨晩一時的に11,200円を回復していますが、本日はどの水準まで反発するか注目されます。 |
3 | 2024-08-05 09:36:54 | 8月2日(金)の金価格は大きく下落して取引を終了。国内金標準先物(2025年6月限)は11,700~11,900円台を前後する状態が日中は続いたものの、晩の米雇用統計が市場予想を下回る数字と判明後、大きな下落を見せました。米長期金利の急落とともに金価格も下落して、11,402円が安値となりました。反発して11,500円は回復したものの、約300円安の大幅下落で取引を終えています。 本日5日は日経平均が▲600円以上の下落で取引を開始しており、金融市場全体が荒れる可能性もあります。8月に入り金融市場の参加者が減少する中で、本日の金市場は株式市場の影響もあり、予想以上にボラティリティが高まる懸念もあり注意が必要でしょう。 |
2 | 2024-08-02 09:54:43 | 8月1日(木)の金価格は方向感のない展開となりました。金標準先物(東京金)2025年6月限は11,839円で取引を終了。日中から22時にかけて11,900円台まで上昇したものの、22時以降は下落が進みました。NY時間が近付くとともに、米10年債金利が昨年2月以来の4%割れに至るなど米債券に資金が集まり(債券は金利が下がると価格が上昇)、金が売られる形となりました。ただし取引終了にかけて反発し、最終的には11,800円台の始値付近で取引を終えました。 本日2日は金融市場が注目する米雇用統計の発表日です。1日のFOMC後の会見でパウエルFRB議長から、米雇用動向に注目する発言も改めて出ています。本日の金の値動きは、米雇用統計の結果に大きく左右されると予想されます。 ただし1日は日米ともに株式市場が大きく下落しており、金価格も株式市場の影響を受ける可能性がある点は注意が必要でしょう。 |
1 | 2024-08-01 16:21:28 | 7/23のNY時間の金価格(CFD)は2,400ドル付近で取引を開始。 金価格は17日に年初来高値2,483ドルを付けた後から下落しており、4日続落しています。 昨日22日は2,400ドル割れで取引を終えました。 本日23日はロンドン時間に2,400ドルを回復しており、NY時間は2,400ドル台で取引を開始しています。 2,400ドルを割れた後に反発する形となっており、節目価格でもある2,400ドルが今後は支持帯として機能する可能性があります。 4日続落をへて本日の取引を迎えており、いったん下落が収束するか更に下落が進むか注目されます。 ただし東京からロンドン時間の間に上昇を見せており、NY時間は反発が進むか値動きが停滞するか、いずれにしてもいったん下落の収束が見込まれます。 |